LESSON 01

入試リスニングで音の変化を捉える

否定・訂正・予定変更から最終情報を取ろう

can’t・won’t・but・instead・how aboutを復元し最終決定を選ぶ

否定・訂正・予定変更から最終情報を取ろう

このレッスンの役割

数字と時刻の変更を矢印で追えるようになりました。ここでは対象を広げ、行動・場所・人物・理由が否定や訂正で変わる会話から、最終情報を取ります。

目標は、最初の案と最終決定を分け、決定を変えた信号を根拠として言えることです。

例で会話の上書きを追おう

例を見ましょう。

Mika: Are you going to the library after school?

Tom: I was, but it’s closed today. I’ll study at home instead.

Tom の最初の予定は library です。しかし but の後で閉館が伝えられ、instead の前の at home が最終行動になります。

信号 働き 直後にすること
not / can’t / won’t 否定する 何が不採用か記す
but / actually 向きを変える 後ろを重点的に聞く
instead 代わりを示す 新しい行動を取る
I mean 言い直す 後ろの情報へ訂正する
How about ...? 別案を出す 相手の同意まで待つ

can’t や won’t は弱く短くなり、肯定の can や will と似て聞こえることがあります。音だけで不安なときは、その後の文も使います。I can’t go, so I’ll call her. なら so 以下が「行けない」ことを支えます。

メモは library × → home ○ のように、候補・不採用・最終決定を見える形にします。最終情報だけでなく変化の根拠も一語残すと、聞き直しで確認できます。

根拠を一文で言おう

答えを選んだら「but の後で closed と言い、instead で home を選んだから」のように説明します。説明できない場合、知っている単語から推測しただけかもしれません。

よくある間違い

会話の最初に出た場所や行動は話題の出発点であり、答えとは限りません。また、but の後が必ず答えとも限りません。さらに別案が出ることがあるため、相手の同意や会話の終わりまで追います。

自分で確かめよう

確認1:instead は何を示しますか前の案の代わりとなる新しい案や行動です。
確認2:but が聞こえたら何をしますか話の向きが変わる可能性があるため、後ろを重点的に聞きます。
確認3:最終情報を取れたか確かめる方法は何ですか決定を変えた表現を根拠として一文で説明します。

まとめと次の一歩

否定・転換・代案・同意を一続きで追い、最終情報と根拠を取りました。次は、複数の情報を含む校内放送を意味の区切りでメモします。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。