LESSON 01

聞こえにくくなるTとD

TとDが聞こえにくい場所を見つけよう

子音の集まりの中で /t/・/d/ が弱まりやすい候補を見つける

TとDが聞こえにくい場所を見つけよう

このレッスンの役割

前のセクションでは、音がとなりの音へ近づく同化を学びました。今回は /t/ と /d/ が子音の集まりの中で弱くなり、はっきり聞こえない場合を扱います。

目標は、文字に t・d があるすべての場所ではなく、「/t/・/d/ の前後に別の子音がある場所」を候補として見つけることです。候補だから必ず消えるわけではありません。

例で見つけよう

表現 /t/・/d/ の周り 候補か
must be /s/ - /t/ - /b/ 候補
first three /s/ - /t/ - /θ/ 候補
and me /n/ - /d/ - /m/ 候補
must ask /t/ の後が母音 連結して聞こえやすい候補

子音が三つ近く並ぶと、すべてを同じ強さで発音するには口の移動が増えます。会話では /t/・/d/ が弱くなったり、聞こえないように感じられたりする場合があります。

台本では、子音に挟まれた t・d を丸で囲み、音声で確認します。文字を消さず、あくまで聞き取りの注意地点にします。

よくある間違い

すべての t・d を弱くする規則ではありません。語頭や母音の前では明瞭な場合があります。また、聞こえないから文字にも存在しないと考えると、過去形や語のつづりを失います。

自分で確かめよう

確認1:最初に探す候補はどんな場所ですか/t/・/d/ の前後に別の子音が集まる場所です。
確認2:候補なら必ず音が消えますかいいえ。話者、速さ、強調で変わります。
確認3:must ask は同じ候補ですか後ろが母音なので、むしろ /t/ が次へつながり聞こえやすい場合があります。

まとめと次の一歩

T・Dが聞こえにくい候補地点を見つけられました。次は、弱いだけなのか、放していないのか、ほぼ聞こえないのかを学習上の三段階で比べます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。