TとDが聞こえにくい場所を見つけよう
このレッスンの役割
前のセクションでは、音がとなりの音へ近づく同化を学びました。今回は /t/ と /d/ が子音の集まりの中で弱くなり、はっきり聞こえない場合を扱います。
目標は、文字に t・d があるすべての場所ではなく、「/t/・/d/ の前後に別の子音がある場所」を候補として見つけることです。候補だから必ず消えるわけではありません。
例で見つけよう
| 表現 | /t/・/d/ の周り | 候補か |
|---|---|---|
| must be | /s/ - /t/ - /b/ | 候補 |
| first three | /s/ - /t/ - /θ/ | 候補 |
| and me | /n/ - /d/ - /m/ | 候補 |
| must ask | /t/ の後が母音 | 連結して聞こえやすい候補 |
子音が三つ近く並ぶと、すべてを同じ強さで発音するには口の移動が増えます。会話では /t/・/d/ が弱くなったり、聞こえないように感じられたりする場合があります。
台本では、子音に挟まれた t・d を丸で囲み、音声で確認します。文字を消さず、あくまで聞き取りの注意地点にします。
よくある間違い
すべての t・d を弱くする規則ではありません。語頭や母音の前では明瞭な場合があります。また、聞こえないから文字にも存在しないと考えると、過去形や語のつづりを失います。
自分で確かめよう
確認1:最初に探す候補はどんな場所ですか
/t/・/d/ の前後に別の子音が集まる場所です。確認2:候補なら必ず音が消えますか
いいえ。話者、速さ、強調で変わります。確認3:must ask は同じ候補ですか
後ろが母音なので、むしろ /t/ が次へつながり聞こえやすい場合があります。まとめと次の一歩
T・Dが聞こえにくい候補地点を見つけられました。次は、弱いだけなのか、放していないのか、ほぼ聞こえないのかを学習上の三段階で比べます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。