LESSON 01

ディクテーションで弱点を発見

ディクテーションを弱点発見の道具にしよう

短い書き取りを診断として使う目的と一回の流れを説明する

ディクテーションを弱点発見の道具にしよう

このレッスンの役割

前のセクションでは、変化した音を元の語へ戻す方法を学びました。ここからは短い音声を書き取るディクテーションで、どの段階に弱点があるかを見つけます。

目標は、ディクテーションを単なるつづりテストではなく、次に練習する技能を決める診断として説明することです。

おすすめの学び方

一文5〜12語ほどの短い素材を使います。何度も流し続けず、各再生に一つの目的を持たせます。

例で診断の流れを見よう

目標文:I’m going to meet Ken at the station.

段階 すること 見つかる弱点
1 大意 誰が何をするか言う 意味理解
2 骨組み meet / Ken / station を置く 内容語・語順
3 復元 I’m / going to / at the を補う 短縮形・機能語
4 照合 台本との差へ印 具体的な誤因
5 再挑戦 一つの弱点だけ聞く 修正できたか

一回で全文を書けなくても問題ありません。たとえば station は書けたが at the を落としたなら、語彙ではなく弱い機能語が課題です。書けなかった場所こそ、学習の入口になります。

よくある間違い

正答率だけでリスニング力を決めないでください。また答えを赤で全部写すと、最初の自分の判断が消えます。元の記録を残し、追加・削除・置換を別の印で示します。

自分で確かめよう

確認1:ディクテーションの主目的は何ですか聞き取りのどの技能に弱点があるかを発見することです。
確認2:何度も無目的に再生しますかいいえ。再生ごとに一つの目的を決めます。
確認3:at theだけ落とした場合に疑う技能は何ですか弱い機能語の復元です。

まとめと次の一歩

ディクテーションを弱点発見の道具として理解できました。次は一回目に書かず、場面と大意だけを取ります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。