Rの聞こえ方には英語の違いがあると知ろう
このレッスンの役割
/j/ と /w/ に近い移行を学びました。ここでは母音どうしの境目に /r/ に近い音が聞こえる例を扱います。ただし、これは話者や英語のアクセントによる違いが特に大きい部分です。
目標は、law and order などで /r/ に近い移行が聞こえても文字にない新語だと思わず、聞こえない話者を誤りとも判断しないことです。
例で整理しよう
| 表現 | ある話者での聞こえ方 | 学習者の仕事 |
|---|---|---|
| law and order | law と and の間に /r/ に近い移行 | 元の語は law / and と保つ |
| media event | media と event の間に移行が聞こえる場合 | 語数と意味で復元する |
| far away | r を発音する話者と、境目で現れやすい話者がいる | 一種類を唯一の正解にしない |
英語には、語末の r を普段から発音する話し方と、後ろに母音が来るときに聞こえやすい話し方があります。入試音声でも話者の違いはあり得るため、音の形が少し違っても中心語と意味を取る姿勢が大切です。
自分の発話では、無理に /r/ を追加する必要はありません。まず二語を明瞭に言い、見本音声の話者がどう移っているかを観察します。
よくある間違い
一つの教材音声を「英語全体の唯一の音」と考えると、別の話者で聞き取れなくなります。反対に、違いがあるから何でもよいわけでもありません。元の語、文法、意味が保たれているかを共通の基準にします。
自分で確かめよう
確認1:law and order の間の /r/ に近い音は必ず全話者が出しますか
いいえ。話者やアクセントによって異なります。確認2:移行音が聞こえたら語数を増やしますか
増やしません。元の単語列へ戻します。確認3:自分の発話で無理に /r/ を足す必要がありますか
ありません。明瞭さを保ち、見本音声を観察します。まとめと次の一歩
母音間の移行には話者差があると理解できました。次は種類の暗記から離れ、どの母音境界でも止めずに明瞭に移る基本動作を固めます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。