LESSON 01

母音どうしをなめらかにつなごう

Rの聞こえ方には英語の違いがあると知ろう

母音境界の /r/ に近い音は話者・アクセントで異なると認識する

Rの聞こえ方には英語の違いがあると知ろう

このレッスンの役割

/j/ と /w/ に近い移行を学びました。ここでは母音どうしの境目に /r/ に近い音が聞こえる例を扱います。ただし、これは話者や英語のアクセントによる違いが特に大きい部分です。

目標は、law and order などで /r/ に近い移行が聞こえても文字にない新語だと思わず、聞こえない話者を誤りとも判断しないことです。

例で整理しよう

表現 ある話者での聞こえ方 学習者の仕事
law and order law と and の間に /r/ に近い移行 元の語は law / and と保つ
media event media と event の間に移行が聞こえる場合 語数と意味で復元する
far away r を発音する話者と、境目で現れやすい話者がいる 一種類を唯一の正解にしない

英語には、語末の r を普段から発音する話し方と、後ろに母音が来るときに聞こえやすい話し方があります。入試音声でも話者の違いはあり得るため、音の形が少し違っても中心語と意味を取る姿勢が大切です。

自分の発話では、無理に /r/ を追加する必要はありません。まず二語を明瞭に言い、見本音声の話者がどう移っているかを観察します。

よくある間違い

一つの教材音声を「英語全体の唯一の音」と考えると、別の話者で聞き取れなくなります。反対に、違いがあるから何でもよいわけでもありません。元の語、文法、意味が保たれているかを共通の基準にします。

自分で確かめよう

確認1:law and order の間の /r/ に近い音は必ず全話者が出しますかいいえ。話者やアクセントによって異なります。
確認2:移行音が聞こえたら語数を増やしますか増やしません。元の単語列へ戻します。
確認3:自分の発話で無理に /r/ を足す必要がありますかありません。明瞭さを保ち、見本音声を観察します。

まとめと次の一歩

母音間の移行には話者差があると理解できました。次は種類の暗記から離れ、どの母音境界でも止めずに明瞭に移る基本動作を固めます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。