となりの音へ近づく変化を見つけよう
このレッスンの役割
前のセクションでは、同じ子音が重なる境目を扱いました。今回は、異なる音が隣り合うと、一方がもう一方に近い音へ変わって聞こえる場合を学びます。
目標は、文字の語と会話音を比べ、「単語が別の語になった」のではなく、口を動かしやすくするため境目の音が近づいた可能性を説明することです。
例で見つけよう
| 書かれた表現 | 会話での聞こえ方の例 | 保つもの |
|---|---|---|
| white bag | /t/ が /p/ に近く聞こえる場合 | white / bag の二語 |
| ten bikes | /n/ が /m/ に近く聞こえる場合 | ten / bikes の二語 |
| did you | 境目が /dʒ/ に近く聞こえる場合 | did / you の二語 |
この現象を同化と呼びます。中学生が最初に覚えるべきなのは用語よりも、「聞こえた音だけでつづりを変えず、元の語を意味と文法から戻す」という行動です。
変化の強さは話者、速さ、強調によって違います。丁寧な発話では元の音が明瞭なこともあります。候補を予測し、実際の音声で確かめます。
よくある間違い
white bag が wipe bag に聞こえたからといって、white のつづりを wipe に変えてはいけません。また、異なる子音が並べば必ず変わるわけではありません。意味、文法、文字、音声の四つを照合します。
自分で確かめよう
確認1:同化で単語のつづりは変わりますか
変わりません。連続発話中の境目の聞こえ方が変わる場合です。確認2:異なる子音が並べば必ず同化しますか
いいえ。話者や速さによって異なり、候補として確かめます。確認3:聞こえた音から何へ戻しますか
場面・文法・意味を使い、元の単語列へ戻します。まとめと次の一歩
となりの音へ近づく変化の全体像が分かりました。次は、どんな口位置の組合せで変化を予測しやすいかを学びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。