滑らかな音から元の二語を戻そう
このレッスンの役割
母音間を滑らかに発話できました。ここでは /j/・/w/・/r/ に近い移行が聞こえても、それをつづりに書き足さず、意味と文法から元の二語へ戻します。
目標は、聞こえた一まとまりについて語数を予想し、移行音を境界の手がかりとして I / agree、go / out、do / it のように復元することです。
例で戻そう
| 聞こえ方の手がかり | 場面・文法 | 元の語 |
|---|---|---|
| I と agree の間に弱い /j/ | 主語+動詞 | I / agree |
| go と out の間に弱い /w/ | go out という動作 | go / out |
| do と it の間に弱い /w/ | 動詞+目的語 | do / it |
たとえば Please do it now. で do it が一続きでも、Please の後には動詞が必要で、do の後には目的語 it が置けます。移行音を w という単語にすると文法が成立しません。
復元は「場面→文の席→強く聞こえた語→境界音」の順で行います。境界音だけを先にカタカナへすると、一語として固定しやすいためです。
よくある間違い
I yam のように聞こえた例を、そのまま yam という別の英単語だと決めないでください。実際の場面と文法が I am を求めているか確認します。また、移行音が弱く聞こえない話者でも元の語は同じです。
自分で確かめよう
確認1:移行音を文字として書き足しますか
いいえ。元の単語列へ戻します。確認2:復元に使う四段階は何ですか
場面、文の席、強く聞こえた語、境界音です。確認3:Please do it now. の do it は何語ですか
do と it の二語です。まとめと次の一歩
滑らかな一まとまりを元の語へ戻せました。次は短い会話で、聞く前の予測、聞いた後の復元、自分の返答を一つにつなげます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。