LESSON 01

文字どおりに聞こえない英語

はっきり読む音と会話の音を比べよう

丁寧な読みと自然な会話の速さで変化量が違うことを比較する

はっきり読む音と会話の音を比べよう

このレッスンの役割

音の変化を四つに整理しました。ここでは、発音には「正しい一つの速さ」しかないという誤解を外します。

目標は、同じ英文を区切って確認する読み方と、意味のまとまりで話す読み方で比べ、どちらも目的に応じて使えると説明することです。

例で比べよう

Can I help you? を三段階で読んでみます。音声が追加されたら、同じ話者の三つの速度を聞き比べます。今は自分でゆっくり口に出し、口の動きがどこで続くか観察します。

読み方 目的 注意すること
単語確認 語と意味を確かめる Can / I / help / you と分ける
丁寧な文読み 文として明瞭に伝える 意味の中心を少し強くする
会話のまとまり 相手へ自然に申し出る Can I を止めず、速さより明瞭さを保つ

練習は「分ける→丁寧につなぐ→会話の場面で使う」の順です。いきなり最速で読むと、必要な子音まで消えたり、余分な母音が入ったりして原因が分からなくなります。

目標は特定の国や地域のアクセントをそっくり再現することではありません。さまざまな英語の音を受け取り、自分の英語も相手に分かりやすく伝えることです。

よくある間違い

ゆっくり読むことを「不自然」と決めないでください。新しい動きを確かめる段階では有効です。一方で、単語ごとに毎回長く止まる読み方だけでは、会話の音を予測しにくくなります。目的に応じて段階を変えます。

自分で確かめよう

確認1:練習の三段階は何ですか単語を分けて確認し、丁寧につなぎ、会話の場面で使います。
確認2:最も速い発音が最もよい発音ですかいいえ。相手に明瞭に伝わることが先です。
確認3:アクセントを一種類にそろえる必要がありますかありません。変化を理解し、聞き取れて伝わることが目標です。

まとめと次の一歩

丁寧な読みと会話の読みは敵同士ではなく、学習の段階と目的が違います。次は、英文へ最小限の印を付け、聞く場所を準備します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。