LESSON 01

不定詞・動名詞の入試総合

入試で問われる六つの力と解答順を見渡そう

形式選択、語順、誤文訂正、書き換え、長文、英作文の六領域と共通解答手順を把握する

入試で問われる六つの力と解答順を見渡そう

このレッスンの役割と目標

ここは「不定詞・動名詞」コースの総仕上げの入口です。これまで別々に学んだ形、意味、文の中での役割を、入試問題で使える一つの解き方へまとめます。

目標は、問題形式が変わっても、最初に何を調べるかを自分で決められることです。このレッスンでは個々の文法を最初から説明し直さず、復習すべき場所を見つける地図を作ります。

おすすめの学び方

問題文を見たらすぐ答えを選ばず、次の三段階を小さく書き込みます。

  1. 文の骨格:主語と時制を持つ動詞はどれか。
  2. 接続関係:to doやdoingは、どの語につながるか。
  3. 意味:目的、予定、経験など、文脈と合うか。

正解した問題でも、この三つを説明できなければ、もう一度ゆっくり解きます。

六つの出題形式は同じ力を見ている

不定詞と動名詞の六つの入試形式 中央の共通手順から、形式選択、整序、誤文訂正、書き換え、長文、英作文の六形式へつながる図。 共通の解き方 骨格 → 接続 → 意味 最後に形を確認 形式選択 語句整序 誤文訂正 書き換え 長文読解 条件英作文

形式選択では、動詞や前置詞の後ろに何を置くかを決めます。整序では、同じ接続関係を語のかたまりにして並べます。誤文訂正では、壊れた接続関係を探します。

書き換えでは、形を変えても意味を保ちます。長文では、句の役割を前後の内容と結び付けます。英作文では、伝えたい意味に合う安全な骨格を自分で選びます。見た目は違っても、中心にある力は同じです。

例題:形式が変わっても根拠は同じ

Ken enjoys ( to play / playing ) basketball after school.

  1. 主語はKen、時制を持つ動詞はenjoysです。
  2. 空所はenjoysの目的語です。
  3. enjoyの後ろでは動作を名詞として置くため、playingを選びます。

整序問題で[ basketball / enjoys / playing / Ken ]となっても、enjoys playingを先に一組にすれば、Ken enjoys playing basketball.と組み立てられます。

よくある間違い

問題形式ごとに別の裏技を覚えると、初めて見る聞き方で止まります。まず共通手順へ戻ってください。

日本語訳だけで選ぶと、toが前置詞なのか不定詞なのかを見落とします。訳より先に、左側の語との関係を調べます。

正解数だけで理解を判断しないでください。「固定表現を忘れた」「句の範囲を誤った」など、止まった段階を記録すると復習先が明確になります。

自分で確かめよう

確認1:問題を見た直後に行う三段階は何ですか。文の骨格を取り、to doやdoingの接続先を調べ、文脈上の意味を確かめます。その後で語形や綴りを確認します。
確認2:誤文訂正と形式選択に共通する力は何ですか。to doやdoingがどの語につながり、その語がどの形を要求するかを判断する力です。
確認3:正解した問題も見直す必要があるのはなぜですか。偶然や訳の感覚で正解した可能性があるからです。骨格・接続・意味を説明できれば、別の問題へ移せる理解になっています。

まとめと次の一歩

六つの入試形式は、骨格、接続、意味、形という共通の力を違う角度から確かめています。形式名に驚かず、同じ順番で根拠を探しましょう。

次は形式選択と語形変化を混ぜ、判断と綴りを最後まで正確にする練習へ進みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。