動詞を部品として使う基礎の到達診断に挑戦しよう
このレッスンの役割と目標
このセクションでは、時制を持つ中心動詞と、to不定詞・動名詞で作る部品を分けました。最後に、形・役割・まとまり・誤文訂正を組み合わせ、どの判断を復習すべきか診断します。
目標は、合計点だけでなく、間違いを「中心判定」「to+基本形」「動名詞」「三つの役割」「まとまり」「誤文訂正」へ分類できることです。次のセクションでは、この土台を使ってto不定詞の名詞的用法を詳しく学びます。
おすすめの学び方
まず資料を見ずにミニ診断を解きます。答え合わせでは、正解を書き写すのではなく、間違えた判断名と戻るレッスンを記録してください。
六つの技能へ分けて診断する
基礎ミニ診断
答えを開く前に、次の六問を紙へ解いてください。
Ken wants to visit Kyoto.で時制を持つ中心動詞を答える。Aya hoped to ( saw / see ) Ken.から正しい形を選ぶ。Reading books is fun.のReading booksが文中で何をしているか答える。I went to the library to study.のto studyが何を説明するか答える。Emi enjoys playing tennis after school.で動名詞のまとまりを囲む。Does Ken wants to plays soccer?を理由付きで直す。
例題:一つの誤答を技能へ戻す
問題2でsawを選んだ場合、過去の意味に引かれて部品まで過去形にしています。過去は中心hopedが担当し、toの後ろは基本形です。
Aya hoped to see Ken.
戻る技能は「to+基本形」です。答えだけを覚えず、主語と動詞を変えてKen decided to visit Nara.のような別の文でも確かめます。
答えと戻り先
| 問題 | 答え | 技能 | 間違えたときの戻り先 |
|---|---|---|---|
| 1 | wants | 中心判定 | 時制を持つ述語動詞 |
| 2 | see | to+基本形 | toを一つの部品として読む |
| 3 | 主語。「本を読むこと」 | 動名詞 | 動名詞と進行形の区別 |
| 4 | wentの目的 | 三つの役割 | 動作を説明する不定詞 |
| 5 | playing tennis after school | まとまり | 部品を右へ広げる |
| 6 | Does Ken want to play soccer? | 誤文訂正 | 中心と部品の仕事分担 |
次へ進む基準
- 中心動詞と部品をそれぞれ指せる。
- toの後ろを基本形にできる。
- ing形を文中の席から動名詞か進行形か判断できる。
- 部品が何を説明するか一文で言える。
- 目的語や場所を含む範囲を囲める。
- 誤文を理由付きで直せる。
一つだけ曖昧なら、その技能へ戻ってから次へ進みます。すべてを最初から読み直す必要はありません。
よくある間違い
形を見つけただけで「理解した」と判断しないようにします。to studyを見つけても、それが名詞の席か、名詞を説明するか、目的・理由を説明するかまで言えなければ役割判断は未完成です。
診断直後に同じ問題だけを解き直すと、答えの記憶で正解できます。主語・時制・目的語を変えた別の文で同じ規則を再現してください。
自分で確かめよう
確認1:問題1でvisitではなくwantsが中心になる理由は何ですか。
wantsが主語Kenに対応して三単現となり、現在の時制と否定・疑問の軸を担当するからです。to visitは時制を持たない部品です。確認2:問題3のReading booksを進行形としない理由は何ですか。
be動詞と組んで述語を作るのではなく、文頭の主語の席で「本を読むこと」を表すからです。文の中心はisです。確認3:問題4とI want to study.のto studyは同じ役割ですか。
同じ形ですが役割は違います。問題4ではwentの目的、I want to study.ではwantの内容を表す名詞の役割です。まとめと次の一歩
動詞を部品として使う基礎は、中心判定、to+基本形、動名詞、三つの役割、意味のまとまり、誤文訂正の六技能に分けて診断できます。間違いを技能名へ戻せれば、復習を小さく正確にできます。
次のセクションでは、名詞の席に入るto不定詞へ範囲を絞り、主語・目的語・補語のどこでどのように働くかを詳しく学びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。