動作を「こと」として扱う動名詞を見つけよう
このレッスンの役割と目標
前のセクションでは、to+基本形を使う不定詞を学びました。ここからは、動詞に-ingを付けて「すること」という名詞のように扱う動名詞を学びます。
目標は、-ingという見た目だけで判断せず、そのかたまりが文の中で主語、補語、目的語のどこに入っているかを見つけることです。次は、動名詞の-ing形を正しく作ります。
おすすめの学び方
文を見たら、まず動詞を探し、その前後にある名詞の席を確認します。動詞+ingがその席に入り「すること」と読めれば、動名詞だと判断できます。
動作に名前を付ける
形は動詞、働きは名詞
動名詞には、動詞らしさと名詞らしさの両方があります。
readingはreadに-ingを付けた形なので、後ろに目的語booksを続けられます。
Reading books is interesting.
一方で、Reading books全体は「本を読むこと」という名詞のかたまりになり、文の主語です。
三つの名詞の席
主語は「何が・誰が」に当たる文の出発点です。
Walking every day is good for you.
補語はbe動詞の後ろで、主語の内容を説明します。
Her favorite activity is walking.
目的語は動詞の後ろで「何を」に当たります。
She likes walking.
このセクションでは、三つの席を一つずつ詳しく見ていきます。
例題:動名詞のかたまりを見つける
Playing the piano is difficult.を調べます。
- 文の中心の動詞はis。
- isの前全体が主語の席。
Playing the pianoは「ピアノを弾くこと」と読める。
したがって、Playingは動名詞で、Playing the piano全体が主語です。
進行形とは何が違うのか
Ken is playing the piano now.
このplayingはisと組んで「今、弾いている」という進行形を作っています。「弾くこと」という名詞の席には入っていません。
今は、動名詞なら「すること」、進行形なら「している」と読む違いをつかめれば十分です。詳しい見分け方はこのセクションの後半で扱います。
よくある間違い
-ingを見つけるたびに進行形だと決めないでください。be動詞と組んでいるか、名詞の席にいるかを確認します。
動名詞を「している」と訳すと、文の役割を見失います。まず「すること」と読んで文が通るかを試します。
Playing the pianoではPlayingだけが主語ではありません。the pianoまで含めたかたまりが主語です。
自分で確かめよう
確認1:Reading comics is fun.の動名詞句はどこですか。
Reading comicsです。「漫画を読むこと」という主語のかたまりです。確認2:My dream is traveling around the world.で動名詞句はどの席にありますか。
traveling around the worldがbe動詞isの後ろにあり、主語My dreamの内容を説明する補語の席にあります。確認3:They are traveling now.のtravelingは、このレッスンで扱う動名詞ですか。
いいえ。areと組んで「今、旅行している」を表す進行形です。まとめと次の一歩
動名詞は動詞+ingの形をしながら、動作を「すること」という名詞として扱います。主語、補語、目的語の席に入り、目的語などを伴うと全体で一つの動名詞句になります。
次は、make→makingやrun→runningなど、-ing形を正しく書くためのつづりの規則を整理します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。