LESSON 01

動名詞は動作を名詞にする

動作を「こと」として扱う動名詞を見つけよう

動詞+ingが動作の名前となり、文中で名詞の位置へ入るという中心概念を理解する

動作を「こと」として扱う動名詞を見つけよう

このレッスンの役割と目標

前のセクションでは、to+基本形を使う不定詞を学びました。ここからは、動詞に-ingを付けて「すること」という名詞のように扱う動名詞を学びます。

目標は、-ingという見た目だけで判断せず、そのかたまりが文の中で主語、補語、目的語のどこに入っているかを見つけることです。次は、動名詞の-ing形を正しく作ります。

おすすめの学び方

文を見たら、まず動詞を探し、その前後にある名詞の席を確認します。動詞+ingがその席に入り「すること」と読めれば、動名詞だと判断できます。

動作に名前を付ける

動詞が動名詞になって名詞の席へ入る図 swimという動作にingを付けたswimmingが、主語、補語、目的語という三つの名詞の席へ入ることを示す。 swim「泳ぐ」動作を表す動詞 swimming「泳ぐこと」動作の名前=動名詞 主語の席Swimming is fun.泳ぐことは楽しい 補語の席My hobby is swimming.趣味は泳ぐこと 目的語の席I enjoy swimming.泳ぐことを楽しむ 形は動詞+ing、働きは名詞

形は動詞、働きは名詞

動名詞には、動詞らしさと名詞らしさの両方があります。

readingはreadに-ingを付けた形なので、後ろに目的語booksを続けられます。

Reading books is interesting.

一方で、Reading books全体は「本を読むこと」という名詞のかたまりになり、文の主語です。

三つの名詞の席

主語は「何が・誰が」に当たる文の出発点です。

Walking every day is good for you.

補語はbe動詞の後ろで、主語の内容を説明します。

Her favorite activity is walking.

目的語は動詞の後ろで「何を」に当たります。

She likes walking.

このセクションでは、三つの席を一つずつ詳しく見ていきます。

例題:動名詞のかたまりを見つける

Playing the piano is difficult.を調べます。

  1. 文の中心の動詞はis。
  2. isの前全体が主語の席。
  3. Playing the pianoは「ピアノを弾くこと」と読める。

したがって、Playingは動名詞で、Playing the piano全体が主語です。

進行形とは何が違うのか

Ken is playing the piano now.

このplayingはisと組んで「今、弾いている」という進行形を作っています。「弾くこと」という名詞の席には入っていません。

今は、動名詞なら「すること」、進行形なら「している」と読む違いをつかめれば十分です。詳しい見分け方はこのセクションの後半で扱います。

よくある間違い

-ingを見つけるたびに進行形だと決めないでください。be動詞と組んでいるか、名詞の席にいるかを確認します。

動名詞を「している」と訳すと、文の役割を見失います。まず「すること」と読んで文が通るかを試します。

Playing the pianoではPlayingだけが主語ではありません。the pianoまで含めたかたまりが主語です。

自分で確かめよう

確認1:Reading comics is fun.の動名詞句はどこですか。Reading comicsです。「漫画を読むこと」という主語のかたまりです。
確認2:My dream is traveling around the world.で動名詞句はどの席にありますか。traveling around the worldがbe動詞isの後ろにあり、主語My dreamの内容を説明する補語の席にあります。
確認3:They are traveling now.のtravelingは、このレッスンで扱う動名詞ですか。いいえ。areと組んで「今、旅行している」を表す進行形です。

まとめと次の一歩

動名詞は動詞+ingの形をしながら、動作を「すること」という名詞として扱います。主語、補語、目的語の席に入り、目的語などを伴うと全体で一つの動名詞句になります。

次は、make→makingやrun→runningなど、-ing形を正しく書くためのつづりの規則を整理します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。