to不定詞が入る三つの名詞の席を比べよう
このレッスンの役割と目標
前のセクションでは、to不定詞が中心動詞の目的語になる形を学びました。ここでは名詞的用法の範囲を広げ、主語・目的語・補語という三つの名詞の席を一枚の地図で比べます。
目標は、文の中心を先に見つけ、to不定詞が「何が」「何を」「主語は何か」のどれに答えるか判定できることです。次のレッスンでは、文頭に置かれたto不定詞を主語として詳しく読みます。
おすすめの学び方
to不定詞だけを囲んで終わらず、中心動詞とbe動詞にも印を付けます。位置と問いを組み合わせ、「何の席か」を声に出してください。
三つの席は位置と問いで見分ける
主語の席
To learn English is useful.
「何が役立つ?」への答えはTo learn Englishです。文頭のまとまり全体が主語で、isが中心です。
目的語の席
I want to learn English.
「何を望む?」への答えがto learn Englishです。前のセクションで学んだ目的語の形です。
補語の席
My goal is to learn English.
be動詞isの前に主語My goal、後ろにその内容to learn Englishがあります。「私の目標=英語を学ぶこと」という関係です。
例題:中心を先に見つける
To help others is important.を判定します。
- 時制を持つ中心はis。
- isの前の
To help othersが「何が重要か」に答える。 - したがってto不定詞は主語。
Our job is to help others.では、主語はOur jobです。to help othersはOur jobの内容を説明する補語です。
三つの席を表で確認する
| 文 | 中心 | to不定詞の席 | 問い |
|---|---|---|---|
| To run every day is hard. | is | 主語 | 何が難しい? |
| I decided to run every day. | decided | 目的語 | 何を決めた? |
| My plan is to run every day. | is | 補語 | 計画は何? |
よくある間違い
to不定詞が文頭なら目的、中心動詞の後ろなら目的語、と位置だけで機械的に決めないようにします。まず時制を持つ中心を見つけます。
補語を「be動詞の目的語」と呼ぶのも誤りです。be動詞の後ろの補語は、主語の内容や状態を説明します。
自分で確かめよう
確認1:To play soccer is fun.のto不定詞は何の席ですか。
主語です。「何が楽しい?」に答えます。確認2:Ken hopes to play soccer.のto不定詞は何の席ですか。
hopesの目的語です。「何を望む?」に答えます。確認3:Ken's dream is to be a soccer player.のto不定詞は何の席ですか。
補語です。主語Ken's dreamの内容を説明します。まとめと次の一歩
to不定詞の名詞的用法は、主語・目的語・補語の三席へ入ります。文の中心を見つけ、「何が」「何を」「主語は何か」という問いで役割を決めます。
次は、文頭のto不定詞へ範囲を絞り、長いまとまり全体を主語として読みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。