日本語に合う自然な名詞的用法の意味を選ぼう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、want・hope・decideの後ろへto不定詞を置きました。今回は、文の構造を見失わずに、日本語として自然な意味へ読み替えます。
目標は、to不定詞をすべて「〜すること」と機械的に訳さず、中心動詞と一緒に「〜したい」「〜することを望む」「〜することに決める」などの意味を選べることです。次は、中心動詞を否定してもto不定詞のまとまりを保ちます。
おすすめの学び方
最初に直訳で構造を確かめ、次に自然な日本語へ整えます。自然な訳だけを暗記せず、どの中心動詞とto不定詞が組になっているかを残してください。
構造の意味から自然な意味へ
want toは「〜したい」
I want to see the movie.
構造は「その映画を見ることを望む」ですが、普通は「その映画を見たい」と訳します。
「〜するために望む」とすると、名詞的用法を目的の用法と取り違えています。
hope toは実現への希望
We hope to win the game.
「私たちは試合に勝ちたいと願っています」「勝てることを願っています」など、文脈に合う自然な日本語にします。
hopeは自分の意志だけで決めきれない結果への希望にも使います。
decide toは決定の内容
Aya decided to study abroad.
「アヤは留学することに決めました」です。to study abroadが、何を決めたかを示します。
例題:不自然な訳を整える
Ken wants to be a teacher.を「ケンは先生であることを望みます」とすると、構造は追えますが日本語として硬く不自然です。
- 中心はwants。
- 内容はto be a teacher。
- want toを自然に「〜になりたい」と整える。
ケンは先生になりたいです。
文脈で訳を調整する
I hope to see you soon.
直訳の「あなたにすぐ会うことを望みます」より、「近いうちにお会いできることを願っています」が自然です。ただし、英語の構造ではto see you soonがhopeの内容である点は変わりません。
よくある間違い
自然な訳にしようとして、英語の役割まで変えないようにします。I want to play.を「遊ぶために私は望む」と読まないのは、to playがwantの目的語だからです。
反対に、「〜すること」と訳せたから名詞的用法だと決めることもできません。最終判断は中心動詞への「何を?」です。
自分で確かめよう
確認1:I want to go home.を自然な日本語にしてください。
「私は家に帰りたいです」です。確認2:They decided to start early.を自然な日本語にしてください。
「彼らは早く出発することに決めました」です。確認3:We hope to meet again.でto meet againは何を表しますか。
hopeの内容を表す目的語で、自然には「私たちはまた会えることを願っています」などと訳します。まとめと次の一歩
名詞的用法は、構造では「〜すること」が中心動詞の目的語になります。日本語ではwant toを「〜したい」など、中心動詞の意味と合わせて自然に整えます。
次は、中心動詞をdo not・does not・did notで否定し、to不定詞のまとまりを変えずに保ちます。
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