LESSON 01

to不定詞の名詞的用法

日本語に合う自然な名詞的用法の意味を選ぼう

to不定詞を機械的にすることと訳さず、中心動詞と合わせてしたい・望む・決めるなど自然に意味を取る

日本語に合う自然な名詞的用法の意味を選ぼう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、want・hope・decideの後ろへto不定詞を置きました。今回は、文の構造を見失わずに、日本語として自然な意味へ読み替えます。

目標は、to不定詞をすべて「〜すること」と機械的に訳さず、中心動詞と一緒に「〜したい」「〜することを望む」「〜することに決める」などの意味を選べることです。次は、中心動詞を否定してもto不定詞のまとまりを保ちます。

おすすめの学び方

最初に直訳で構造を確かめ、次に自然な日本語へ整えます。自然な訳だけを暗記せず、どの中心動詞とto不定詞が組になっているかを残してください。

構造の意味から自然な意味へ

名詞的用法の構造的な意味と自然な日本語の対応 want to playの遊ぶことを望むを遊びたいへ、hope to winの勝つことを望むを勝ちたいと願うへ、decide to goの行くことを決めるを行くことに決めるへ整える。 構造を保ち、日本語だけ自然にする want to play遊ぶことを望む 遊びたい自然な日本語 hope to win勝つことを望む 勝ちたいと願う実現への希望 decide to go行くことを決める 行くことに決める決定の内容

want toは「〜したい」

I want to see the movie.

構造は「その映画を見ることを望む」ですが、普通は「その映画を見たい」と訳します。

「〜するために望む」とすると、名詞的用法を目的の用法と取り違えています。

hope toは実現への希望

We hope to win the game.

「私たちは試合に勝ちたいと願っています」「勝てることを願っています」など、文脈に合う自然な日本語にします。

hopeは自分の意志だけで決めきれない結果への希望にも使います。

decide toは決定の内容

Aya decided to study abroad.

「アヤは留学することに決めました」です。to study abroadが、何を決めたかを示します。

例題:不自然な訳を整える

Ken wants to be a teacher.を「ケンは先生であることを望みます」とすると、構造は追えますが日本語として硬く不自然です。

  1. 中心はwants。
  2. 内容はto be a teacher。
  3. want toを自然に「〜になりたい」と整える。

ケンは先生になりたいです。

文脈で訳を調整する

I hope to see you soon.

直訳の「あなたにすぐ会うことを望みます」より、「近いうちにお会いできることを願っています」が自然です。ただし、英語の構造ではto see you soonがhopeの内容である点は変わりません。

よくある間違い

自然な訳にしようとして、英語の役割まで変えないようにします。I want to play.を「遊ぶために私は望む」と読まないのは、to playがwantの目的語だからです。

反対に、「〜すること」と訳せたから名詞的用法だと決めることもできません。最終判断は中心動詞への「何を?」です。

自分で確かめよう

確認1:I want to go home.を自然な日本語にしてください。「私は家に帰りたいです」です。
確認2:They decided to start early.を自然な日本語にしてください。「彼らは早く出発することに決めました」です。
確認3:We hope to meet again.でto meet againは何を表しますか。hopeの内容を表す目的語で、自然には「私たちはまた会えることを願っています」などと訳します。

まとめと次の一歩

名詞的用法は、構造では「〜すること」が中心動詞の目的語になります。日本語ではwant toを「〜したい」など、中心動詞の意味と合わせて自然に整えます。

次は、中心動詞をdo not・does not・did notで否定し、to不定詞のまとまりを変えずに保ちます。

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