LESSON 01

too ... toとenough to

too ... toとenough toの到達診断に挑戦しよう

限界、十分さ、形容詞・名詞語順、行動者、言い換え、文脈選択を統合して弱点を診断する

too ... toとenough toの到達診断に挑戦しよう

このレッスンの役割と目標

このセクションでは、限界を超えてできないtoo ... toと、必要な基準へ達してできるenough toを学びました。最後に、意味、語順、行動者、言い換え、文脈判断をまとめて確認します。

目標は、正解数だけで終わらず、間違いの原因を見つけて戻るレッスンを決めることです。この診断を終えたら、次のセクションで動名詞が動作を名詞として扱うしくみへ進みます。

おすすめの学び方

答えを開く前に、各問で「できるか、できないか」「enoughの相手は何か」「行動者は誰か」を声に出してください。間違えたら、答えではなく判断のどの段階が抜けたかを記録します。

六つの力を一枚で確認する

tooとenoughの六つの到達項目 限界、十分さ、形容詞と名詞の語順、行動者、言い換え、文脈選択の六項目を順に確認する診断図。 到達診断理由まで説明できる? 1 限界:too 2 十分さ:enough 3 品詞と語順 4 for+行動者 5 can・cannot 6 文脈で選ぶ

診断1:意味と基本語順

次の二文を完成させます。

  1. The coffee is (   ) hot for me to drink.
  2. Emi is kind (   ) to help the child.

1は飲めないほど熱いのでtoo、2は助けられるほど親切なのでenoughです。2はkindという形容詞の後ろにenoughを置きます。

診断2:名詞と行動者

語句を正しく並べます。

have / enough / we / time / for him / to explain the rule

We have enough time for him to explain the rule.

timeは名詞なのでenoughを前に置きます。説明する人はhimなので、for+目的格をtoの前に置きます。

診断3:言い換えと文脈

例題:too ... toを節へ広げる

The wall is too high for us to climb.

tooは不可能なのでcannotを使います。usはthat節の主語weへ変え、wallを受けるitを補います。

The wall is so high that we cannot climb it.

次にThe room is large enough for twenty students to study in.を考えます。結果は「20人の生徒が勉強できる」なので、enoughが適切です。

診断結果から戻る場所を決める

tooなのにnotを足した、またはcanとcannotを逆にした場合は、限界と十分さのものさしへ戻ります。

enough tallmoney enoughとした場合は、形容詞・副詞と名詞の語順を復習します。

forの後ろを主格にした、またはthatの後ろの主語を落とした場合は、行動者と言い換えを復習します。

形は合っていても意味を説明できない場合は、文脈選択のレッスンでもう一度「できるか、できないか」を判定します。

よくある間違い

正解数だけを見て「だいたい分かった」と判断しないでください。同じ種類の誤りが二度あれば、その判断手順がまだ安定していません。

too ... toにnotを加えると否定が重なります。tooそのものに、限界を超えてできないという意味があります。

enoughの位置を丸暗記するだけでは、形容詞と名詞が入れ替わる問題に対応できません。enoughが何の十分さを表すかを確認します。

自分で確かめよう

確認1:The box is too heavy for I to carry.を直し、理由も説明してください。The box is too heavy for me to carry.です。前置詞forの後ろには目的格meを置きます。
確認2:She has experience enough to lead the team.を直してください。She has enough experience to lead the team.です。experienceは名詞なのでenoughを前に置きます。
確認3:The river is narrow enough for us to cross.をso ... thatで言い換えてください。The river is so narrow that we can cross it.です。enoughは可能を表すのでcanを使い、目的語itを補います。
確認4:tooとenoughを選ぶ最初の質問は何ですか。to以下の行動ができるか、できないかです。できないならtoo、できるならenoughを検討します。

まとめと次の一歩

too ... toとenough toは、行動の可否を中心に、品詞による語順、for+行動者、can・cannotへの言い換えをつなげて使います。理由まで説明できれば、初めて別の文脈にも応用できます。

次のセクションでは、to+基本形とは別に、動詞に-ingを付けた動名詞が文の中で名詞として働くしくみを学びます。形だけでなく、その動作が文のどの部品になっているかを確かめていきましょう。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。