LESSON 01

動名詞を取る動詞

時制・否定・疑問は前の動詞で組み立てよう

動名詞を目的語にする文で、時制・否定・疑問を前の中心動詞へ反映する

時制・否定・疑問は前の動詞で組み立てよう

このレッスンの役割と目標

ここまで、動名詞を目的語に取る代表動詞を意味ごとに学びました。今回は、文全体の時制・否定・疑問を、動名詞ではなく前の中心動詞で組み立てます。

目標は、中心動詞+動名詞句の役割を分け、過去形、三単現、否定文、疑問文を正確に作れることです。次はこの手順を空所補充・整序・誤文訂正へ使います。

おすすめの学び方

文を二つの箱に分けます。左の中心動詞の箱には時制・否定・疑問の変化を入れ、右の動名詞句の箱には活動内容を入れます。どちらを変えたか毎回指で示しましょう。

文法の変化は前、活動内容は後ろ

中心動詞と動名詞句の役割分担 enjoyやfinishなど前の中心動詞が時制・主語との一致・否定・疑問を担当し、後ろのplaying soccerなど動名詞句は活動内容を担当する。 前:中心動詞enjoy / enjoys / enjoyed時制・三単現・否定・疑問 後ろ:動名詞句playing soccer何をすることかという活動内容 現在:I enjoy playing soccer. 過去:I enjoyed playing soccer. 否定:I don't enjoy playing soccer. 疑問:Do you enjoy playing soccer?

時制は中心動詞で表す

She practices speaking English every day.

現在の習慣で主語がSheなので、practiceに-sを付けます。speakingは活動内容のままです。

She practiced speaking English yesterday.

過去はpracticedで表します。practiced spokepractice speakingedとはしません。

否定は中心動詞を否定する

He did not finish cleaning his room.

did notの後ろなのでfinishは基本形です。cleaning his roomはfinishの目的語として残ります。

We don't mind waiting.

don'tがmindを否定し、「待つことを気にしない」となります。

疑問文はDo・Does・Didで始める

Does Ken enjoy cooking?

Doesが三単現を担当するのでenjoyは基本形です。Does Ken enjoys...とはしません。

Did they finish doing their homework?

Didが過去を担当するためfinishは基本形、doingは目的語の動名詞です。

例題:一文を四つに変える

基本文:Mika enjoys reading mystery stories.

過去文:

Mika enjoyed reading mystery stories.

否定文:

Mika does not enjoy reading mystery stories.

疑問文:

Does Mika enjoy reading mystery stories?

変わったのは中心動詞enjoyの周辺です。reading mystery storiesは三文で同じ活動内容を保っています。

よくある間違い

時制を中心動詞と動名詞の両方に付けないでください。enjoyed playedではなくenjoyed playingです。

DoesやDidの後ろで中心動詞に-sや過去形を残さないでください。助動詞が文法情報を担当するため基本形へ戻します。

主文全体を否定したいとき、動名詞の直前にnotを置くだけではありません。I don't enjoy running.のように中心動詞を否定します。

自分で確かめよう

確認1:She enjoy playing tennis.を直してください。She enjoys playing tennis.です。現在形で主語Sheなので、中心動詞enjoyに-sを付けます。
確認2:Did you finished reading the book?を直してください。Did you finish reading the book?です。Didが過去を表すのでfinishは基本形です。
確認3:They practiced spoke English yesterday.を直し、過去がどこに表れるか説明してください。They practiced speaking English yesterday.です。過去は中心動詞practicedに表れ、目的語はspeaking Englishです。

まとめと次の一歩

動名詞を目的語にする文では、時制・三単現・否定・疑問を前の中心動詞で組み立てます。動名詞句は「何をすることか」という活動内容を保ちます。

次は、前の動詞の意味、後ろの形、文法情報の位置を同時に確認し、入試型の空所補充・整序・誤文訂正へ進みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。