LESSON 01

主語・補語になるto不定詞

主語・目的語・補語の席を入試文で選び分けよう

文中の位置、中心動詞、be動詞、等号関係を使い、to不定詞が主語・目的語・補語のどれかを入試文で判定する

主語・目的語・補語の席を入試文で選び分けよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンまでに、to不定詞が主語・目的語・補語になる形と、形式主語Itを学びました。今回は、用法名を暗記するのではなく、文の中心と空いている席から入試文を判定します。

目標は、選択・語句整序・下線部説明で、to不定詞がどの名詞の席に入り、何を説明するか根拠付きで答えることです。次は、このセクション全体の到達診断を行います。

おすすめの学び方

to不定詞へすぐラベルを付けず、主語と中心動詞を先に囲みます。その後、「何が」「何を」「主語は何」のどの問いが成り立つか調べてください。

入試で使う四段階

to不定詞の名詞の席を入試で判定する四段階 主語を探し、時制を持つ中心を探し、空いている席へ問いを立て、to不定詞が主語・目的語・補語のどれかを決める。 用法名より先に文の骨組みを作る 1 主語だれ・何が 2 中心時制を持つ語 3 問い何が・何を・何 4 席主語・目的語・補語 Her goal is to study abroad. Her goal=to study abroad → 補語

選択問題は骨組みから解く

( ) English every day is useful.

選択肢がStudy / To study / Studiedなら、isの前に主語の席があります。動作を主語へ入れるTo study English every dayを選びます。

To study English every day is useful.

目的語は中心へ「何を」と問う

Aya decided ( ) abroad.

中心decidedへ「何を決めた?」と問うので、目的語のto不定詞が必要です。

Aya decided to study abroad.

補語は主語と等号になる

Aya's dream is ( ) abroad.

主語Aya's dreamの内容をbe動詞の後ろから説明します。

Aya's dream is to study abroad.

同じto study abroadでも、decidedの後ろなら目的語、dream isの後ろなら補語です。

例題:語句整序で席を作る

「私の目標は英語の先生になることです。」

語群:an English teacher / is / to become / my goal

  1. 主語My goal。
  2. 中心be動詞is。
  3. 目標の内容を説明する補語to become an English teacher。

My goal is to become an English teacher.

形式主語も本当の内容を確認する

It is important to listen carefully.では、文法上の主語の席はItが埋めています。しかし意味の内容はto listen carefullyです。

下線部の役割を説明するときは、「Itが形式主語で、to不定詞が本当の内容」と答えます。

よくある間違い

to不定詞の日本語訳だけを見て役割を決めると、同じ「勉強すること」を表す三文を区別できません。英語の位置と中心動詞が根拠です。

be動詞の後ろのto不定詞をすべて補語とするのも危険です。I am happy to see you.ではhappyが補語で、to see youはうれしい理由を説明します。

自分で確かめよう

確認1:To help others is important.のto不定詞は何の席ですか。主語です。「何が重要?」に答えます。
確認2:Ken hopes to help others.のto不定詞は何の席ですか。hopesの目的語です。「何を望む?」に答えます。
確認3:Ken's job is to help others.のto不定詞は何の席ですか。補語です。「ケンの仕事=人を助けること」という関係です。

まとめと次の一歩

入試文では、主語、時制を持つ中心、成り立つ問いの順に骨組みを作り、to不定詞が主語・目的語・補語のどこへ入るかを決めます。形式主語Itでは、本当の内容も後ろに確認します。

次は、単数一致、等号関係、形式主語、三席の選択を統合し、弱点の戻り先を決めます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。