主語・目的語・補語の席を入試文で選び分けよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンまでに、to不定詞が主語・目的語・補語になる形と、形式主語Itを学びました。今回は、用法名を暗記するのではなく、文の中心と空いている席から入試文を判定します。
目標は、選択・語句整序・下線部説明で、to不定詞がどの名詞の席に入り、何を説明するか根拠付きで答えることです。次は、このセクション全体の到達診断を行います。
おすすめの学び方
to不定詞へすぐラベルを付けず、主語と中心動詞を先に囲みます。その後、「何が」「何を」「主語は何」のどの問いが成り立つか調べてください。
入試で使う四段階
選択問題は骨組みから解く
( ) English every day is useful.
選択肢がStudy / To study / Studiedなら、isの前に主語の席があります。動作を主語へ入れるTo study English every dayを選びます。
To study English every day is useful.
目的語は中心へ「何を」と問う
Aya decided ( ) abroad.
中心decidedへ「何を決めた?」と問うので、目的語のto不定詞が必要です。
Aya decided to study abroad.
補語は主語と等号になる
Aya's dream is ( ) abroad.
主語Aya's dreamの内容をbe動詞の後ろから説明します。
Aya's dream is to study abroad.
同じto study abroadでも、decidedの後ろなら目的語、dream isの後ろなら補語です。
例題:語句整序で席を作る
「私の目標は英語の先生になることです。」
語群:an English teacher / is / to become / my goal
- 主語My goal。
- 中心be動詞is。
- 目標の内容を説明する補語to become an English teacher。
My goal is to become an English teacher.
形式主語も本当の内容を確認する
It is important to listen carefully.では、文法上の主語の席はItが埋めています。しかし意味の内容はto listen carefullyです。
下線部の役割を説明するときは、「Itが形式主語で、to不定詞が本当の内容」と答えます。
よくある間違い
to不定詞の日本語訳だけを見て役割を決めると、同じ「勉強すること」を表す三文を区別できません。英語の位置と中心動詞が根拠です。
be動詞の後ろのto不定詞をすべて補語とするのも危険です。I am happy to see you.ではhappyが補語で、to see youはうれしい理由を説明します。
自分で確かめよう
確認1:To help others is important.のto不定詞は何の席ですか。
主語です。「何が重要?」に答えます。確認2:Ken hopes to help others.のto不定詞は何の席ですか。
hopesの目的語です。「何を望む?」に答えます。確認3:Ken's job is to help others.のto不定詞は何の席ですか。
補語です。「ケンの仕事=人を助けること」という関係です。まとめと次の一歩
入試文では、主語、時制を持つ中心、成り立つ問いの順に骨組みを作り、to不定詞が主語・目的語・補語のどこへ入るかを決めます。形式主語Itでは、本当の内容も後ろに確認します。
次は、単数一致、等号関係、形式主語、三席の選択を統合し、弱点の戻り先を決めます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。