LESSON 01

長い文の中の不定詞・動名詞

長い文のto不定詞を三つの役割で分類しよう

長い文中のto不定詞句を名詞的・形容詞的・副詞的用法の位置と意味で分類する

長い文のto不定詞を三つの役割で分類しよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンで、to不定詞句が連れている語まで範囲を囲みました。今回は、囲んだ句が名詞の席、前の名詞の説明、目的・理由などの付け足しのどこにあるかを分類します。

目標は、日本語訳の「〜するため」だけで決めず、文中の位置と説明先から名詞的・形容詞的・副詞的用法を判定できることです。次は長い動名詞句を三つの名詞の席で分類します。

おすすめの学び方

まず不定詞句を角かっこで囲みます。次に、文からその句を外したときに名詞の席が空くか、直前の名詞が説明不足になるか、主文だけが残るかを確かめます。

三つの役割を位置で見分ける

to不定詞の三つの役割 名詞的用法は主語や目的語の席、形容詞的用法は名詞の後ろ、副詞的用法は動詞や文全体へ目的や理由を加える位置にある。 名詞的用法「すること」I wantto read it.主語・補語・目的語の席 形容詞的用法「するための・すべき」a bookto read直前の名詞を後ろから説明 副詞的用法「するために・して」I went thereto read.動詞・形容詞・文へ付け足す 訳より先に、文中の席と説明先を見る

名詞的用法は名詞の席を埋める

[To learn a new language] takes time.

不定詞句全体が主語です。

I decided [to study English in Canada].

不定詞句がdecidedの内容となる目的語です。外すと「何を決めたか」が空きます。

形容詞的用法は前の名詞を説明する

I have many things [to do before dinner].

不定詞句はthingsの内容を後ろから説明します。「夕食前にすべき多くのこと」です。

She needs a chair [to sit on].

chairはsit onの相手です。前置詞onを落とさず、不定詞句全体で「座るためのいす」と説明します。

副詞的用法は目的・理由などを加える

We went to the library [to find information for our project].

主文We went to the libraryだけで骨格が成立し、不定詞句が行った目的を加えます。

I was glad [to hear the news].

gladという感情の理由を加えます。同じ副詞的用法でも、目的だけとは限りません。

例題:外した後の文を見る

Ken has a report to finish by Friday.

  1. 不定詞句はto finish by Friday
  2. 外してもKen has a report.という骨格は成立する。
  3. しかしreportがどのようなものかを不定詞句が説明する。

したがって、形容詞的用法です。

よくある間違い

to不定詞を見たらすべて「〜するために」と訳さないでください。名詞の席や名詞の説明にもなります。

日本語訳だけで分類しないでください。「〜するための」と自然に訳せなくても、直前の名詞を説明していれば形容詞的用法です。

形容詞的用法で必要な前置詞を落とさないでください。a pen to write withのwithは、penとwriteの関係を作ります。

自分で確かめよう

確認1:To read English books every day is useful.の不定詞句は何用法ですか。主語の席に入る名詞的用法です。
確認2:I need something to drink.のto drinkは何を説明しますか。直前のsomethingを説明する形容詞的用法です。
確認3:She got up early to catch the first train.のto catchは何用法ですか。早起きした目的を加える副詞的用法です。

まとめと次の一歩

to不定詞句は、名詞の席を埋める名詞的用法、直前の名詞を説明する形容詞的用法、目的・理由などを加える副詞的用法に分かれます。範囲を囲み、位置と説明先から判定します。

次は長い動名詞句を囲み、主語・補語・目的語という三つの名詞の席のどこに入るかを分類します。

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