長い文のto不定詞を三つの役割で分類しよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンで、to不定詞句が連れている語まで範囲を囲みました。今回は、囲んだ句が名詞の席、前の名詞の説明、目的・理由などの付け足しのどこにあるかを分類します。
目標は、日本語訳の「〜するため」だけで決めず、文中の位置と説明先から名詞的・形容詞的・副詞的用法を判定できることです。次は長い動名詞句を三つの名詞の席で分類します。
おすすめの学び方
まず不定詞句を角かっこで囲みます。次に、文からその句を外したときに名詞の席が空くか、直前の名詞が説明不足になるか、主文だけが残るかを確かめます。
三つの役割を位置で見分ける
名詞的用法は名詞の席を埋める
[To learn a new language] takes time.
不定詞句全体が主語です。
I decided [to study English in Canada].
不定詞句がdecidedの内容となる目的語です。外すと「何を決めたか」が空きます。
形容詞的用法は前の名詞を説明する
I have many things [to do before dinner].
不定詞句はthingsの内容を後ろから説明します。「夕食前にすべき多くのこと」です。
She needs a chair [to sit on].
chairはsit onの相手です。前置詞onを落とさず、不定詞句全体で「座るためのいす」と説明します。
副詞的用法は目的・理由などを加える
We went to the library [to find information for our project].
主文We went to the libraryだけで骨格が成立し、不定詞句が行った目的を加えます。
I was glad [to hear the news].
gladという感情の理由を加えます。同じ副詞的用法でも、目的だけとは限りません。
例題:外した後の文を見る
Ken has a report to finish by Friday.
- 不定詞句は
to finish by Friday。 - 外しても
Ken has a report.という骨格は成立する。 - しかしreportがどのようなものかを不定詞句が説明する。
したがって、形容詞的用法です。
よくある間違い
to不定詞を見たらすべて「〜するために」と訳さないでください。名詞の席や名詞の説明にもなります。
日本語訳だけで分類しないでください。「〜するための」と自然に訳せなくても、直前の名詞を説明していれば形容詞的用法です。
形容詞的用法で必要な前置詞を落とさないでください。a pen to write withのwithは、penとwriteの関係を作ります。
自分で確かめよう
確認1:To read English books every day is useful.の不定詞句は何用法ですか。
主語の席に入る名詞的用法です。確認2:I need something to drink.のto drinkは何を説明しますか。
直前のsomethingを説明する形容詞的用法です。確認3:She got up early to catch the first train.のto catchは何用法ですか。
早起きした目的を加える副詞的用法です。まとめと次の一歩
to不定詞句は、名詞の席を埋める名詞的用法、直前の名詞を説明する形容詞的用法、目的・理由などを加える副詞的用法に分かれます。範囲を囲み、位置と説明先から判定します。
次は長い動名詞句を囲み、主語・補語・目的語という三つの名詞の席のどこに入るかを分類します。
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