LESSON 01

名詞を後ろから説明する不定詞

だれがするかをfor+人で補おう

something for a person to doの形で、to以下の行動をする人を明示する

だれがするかをfor+人で補おう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、名詞と動詞を結ぶために、to以下の末尾へ前置詞が残る形を学びました。今回は、to以下の行動をする人をfor+人で明示します。

目標は、名詞+for+人+to+基本形の語順を理解し、だれのためのものかではなく「だれがto以下をするか」を読み取れることです。次は、ここまでの形を文脈から組み立てます。

おすすめの学び方

for+人を見たら、その人からto以下へ矢印を引きます。「だれがする?」という質問への答えになっているかを確認してください。

for+人はto以下の小さな主語になる

名詞for人to不定詞の役割 I have a book for you to readではbookをto readが説明し、for youはreadする人がyouであることを示す。 I have a book for you to read. a book説明される名詞 for youreadする人 to readその人の行動 bookを読むのはIではなくyou for+人はto以下の行動者を指定する 人が代名詞なら for me / him / her / us / them

行動者を明示しない場合

I have a book to read.

ふつうは文の主語Iがbookを読むと考えます。「私には読む本があります」です。

for+人で別の行動者を置く

I have a book for you to read.

bookを読むのはyouです。「あなたに読んでもらう本があります」や「あなたが読む本があります」となります。

There is a chair for Grandma to sit on.

いすに座るのはGrandmaです。末尾のonはsit on a chairの関係から必要です。

代名詞はforの後ろの形にする

前置詞forの後ろなので、Iではなくme、heではなくhim、sheではなくher、weではなくus、theyではなくthemを使います。

This is an important problem for us to solve.

solveするのはusです。

「〜のために」とだけ訳さない

I found a place for the children to play.

「子どもたちのための場所」でも大意は伝わりますが、文の構造ではthe childrenがplayする人です。「子どもたちが遊ぶ場所」と捉えるとto以下との関係が明確になります。

例題:行動する人を選ぶ

「先生は私たちが読むための記事を選びました」

説明される名詞はan article、読む人はus、行動はto readです。

The teacher chose an article for us to read.

forの後ろなのでweではなくusを使います。

よくある間違い

a book for you readではなく、a book for you to readです。行動の前にtoが必要です。

a question for he to answerではなく、a question for him to answerです。forの後ろは目的格です。

forを「〜のために」と訳すだけで終わらず、だれがto以下をするか確認してください。

自分で確かめよう

確認1:This is a game for children to enjoy.で、enjoyするのはだれですか。childrenです。for childrenがto enjoyの行動者です。
確認2:「これは彼女が使うコンピューターです」をfor+人で表してください。This is a computer for her to use.です。forの後ろはherです。
確認3:We need a room for they to practice in.を直してください。We need a room for them to practice in.です。forの後ろはthemにします。
確認4:I have homework to finish.では、ふつうfinishするのはだれですか。文の主語Iです。別の人を示したければfor+人を補います。

まとめと次の一歩

名詞+for+人+to+基本形では、for+人がto以下の行動者を示します。代名詞は目的格を使い、必要なら末尾の前置詞も残します。

次は、名詞と動詞の関係、前置詞、行動者を文脈から判断し、語句整序や誤文訂正へ応用します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。