LESSON 01

動名詞を取る動詞

文脈と動詞から動名詞を選び誤文を直そう

代表動詞の意味群と文脈を手がかりに、空所補充・整序・誤文訂正へ適用する

文脈と動詞から動名詞を選び誤文を直そう

このレッスンの役割と目標

ここまで、動名詞を取る代表動詞と、時制・否定・疑問の作り方を学びました。今回は、前の動詞と文脈を手がかりに、空所補充・整序・誤文訂正を解きます。

目標は、日本語の「すること」だけで形を決めず、中心動詞、意味グループ、時制、動名詞句の範囲を順に確認できることです。次の到達診断へ進む前に、誤りの原因も説明できるようにします。

おすすめの学び方

答えの-ingを先に探さず、まず文の中心動詞を丸で囲みます。その動詞が後ろの活動をどう見るかを言い、最後につづりと語順を確認します。

四段階で入試問題を解く

動名詞を選ぶ四段階の判断手順 中心動詞、意味、文法情報、動名詞句の範囲を順に確認して入試問題を解く流れを示す。 1 中心動詞は何かenjoy・finish・practice・keep・avoid・mindなど 2 活動をどう見るか楽しむ・終える・続ける・避ける 3 時制・否定・疑問はどこか前の中心動詞やDo・Does・Didで表す 4 動名詞句はどこまでか目的語・前置詞句まで意味のかたまりにする 前の動詞から後ろの形を決め、文全体で確認する

空所補充は中心動詞から考える

We enjoyed ( talk ) with the exchange student.

中心動詞enjoyedは活動への気持ちを表し、後ろに動名詞を取ります。talkへ-ingを付けます。

We enjoyed talking with the exchange student.

過去はenjoyedにすでに表れています。talkingを過去形にする必要はありません。

整序問題はかたまりを先に作る

[ practicing / she / English / kept / every day ].

  1. kept practicingを動詞+動名詞のかたまりにする。
  2. practicingの目的語Englishを続ける。
  3. 主語Sheと時every dayを置く。

She kept practicing English every day.

keptpracticing Englishを離して並べないことがポイントです。

例題:最初の誤りを直す

誤文:Did Ken enjoyed playing basketball?

  1. playingはenjoyの後ろの動名詞で正しい。
  2. Didが過去を担当している。
  3. enjoyedを基本形enjoyへ戻す。

Did Ken enjoy playing basketball?

最初の誤りは動名詞ではなく、Didの後ろに過去形を残したことです。-ingが見える問題でも、文全体を確認します。

文脈で似た動詞を選ぶ

It was raining, but they ( kept / finished ) playing the game.

雨でも試合を続けたという文脈ならkeptです。

It was raining, but they kept playing the game.

試合を最後まで終えたと述べるならfinishedも使えます。選択肢だけでなく、butの後ろで何を伝えたいかを読みます。

よくある間違い

日本語に「〜すること」とあるだけで動名詞を選ばないでください。英語では前の動詞が取る形を確認します。

空所の直前だけを見ないでください。DoesやDid、yesterdayなどが時制を決める場合があります。

動名詞一語だけを並べ替えないでください。speaking Englishmaking the same mistakeを意味のかたまりとして扱います。

自分で確かめよう

確認1:She finished ( write ) the email.の空所を埋めてください。writingです。finishは後ろに動名詞を取り、She finished writing the email.となります。
確認2:Does he enjoys cooking?の誤りを直してください。Does he enjoy cooking?です。Doesが三単現を担当するのでenjoyは基本形です。
確認3:[ avoid / we / making / should / noise ]を並べ替えてください。We should avoid making noise.です。avoid makingをかたまりにし、shouldの後ろはavoidの基本形です。

まとめと次の一歩

動名詞の入試問題は、中心動詞、活動への見方、時制・否定・疑問、動名詞句の範囲という順に解きます。-ingの形だけでなく、前の動詞と文全体を根拠に判断します。

次は意味グループ、後ろの形、文法変化、入試形式を混ぜて診断し、前置詞の後ろの動名詞へ進めるか確かめます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。