LESSON 01

動詞を文の部品として使おう

述語と動詞の部品の混同を直そう

toの後ろの活用、動名詞を述語にする誤り、時制の二重化を見つけて理由付きで訂正する

述語と動詞の部品の混同を直そう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、中心の骨組みと、to不定詞・動名詞が作る長い部品を分けました。今回は、その境界を使って、主語や時制の変化を部品へ重ねた誤りを修正します。

目標は、最初に中心動詞を確定し、to+基本形、動名詞、文を成立させる述語の順に点検できることです。次のレッスンでは、ここまでの技能を混ぜた到達診断に挑戦します。

おすすめの学び方

誤っている語だけを直す前に、中心動詞へ丸、部品へ括弧を付けます。「どの語が主語と時制を担当するか」を一文で説明してから修正してください。

三つの順で誤りを探す

述語と動詞の部品の誤りを三段階で直す図 最初に主語と時制を担う中心動詞を探し、次にtoの後ろが基本形か、最後に動名詞が名詞の席にあり文の述語が別にあるかを確認する。 形を直す前に、仕事を分ける 1 中心を探す主語・時制否定・疑問の軸 2 toを点検to+基本形s・過去形を付けない 3 ingを点検名詞の席か述語が別にあるか Ken wants to plays soccer. Ken wants to play soccer. 三単現は中心wantsだけが担当する

主語の影響を二重にしない

誤:She hopes to visits Canada.

中心はhopesです。主語Sheに対応する三単現のsはhopesが担当しています。toの後ろは基本形なので、正しくは次の形です。

正:She hopes to visit Canada.

過去を二重にしない

誤:Aya decided to studied English.

過去を担当するのはdecidedです。to不定詞のstudyは時制を持ちません。

正:Aya decided to study English.

動名詞だけでは文の中心にならない

誤:Playing tennis very exciting.

Playing tennisは「テニスをすること」という主語の部品です。しかし、主語の後ろに文を成立させる述語がありません。

正:Playing tennis is very exciting.

isが現在の状態を表す中心になります。

例題:最初の原因から直す

Does Ken wants to plays soccer?を直します。

  1. Doesが三単現と疑問を担当するため、中心wantsをwantへ戻します。
  2. toの後ろは基本形なのでplaysをplayへ戻します。
  3. 意味のまとまりはto play soccerです。

Does Ken want to play soccer?

二つのsを個別に消すだけでなく、どの語が三単現を担当するかを説明できれば、別の文でも直せます。

動名詞と進行形を混ぜない

誤:I am enjoy playing the piano.

enjoyは一般動詞の中心です。進行形ではないのでamを加えません。playing the pianoはenjoyの目的語となる動名詞です。

正:I enjoy playing the piano.

よくある間違い

動詞らしい語が複数あるだけで、片方を削除してはいけません。中心と部品がそれぞれ必要なら、両方を正しい形で残します。

また、to schoolのようなto+名詞まで不定詞として直さないようにします。toの直後が動詞の基本形かを最初に確認します。

自分で確かめよう

確認1:Emi wants to buys a new bag.を理由付きで直してください。Emi wants to buy a new bag.です。三単現は中心wantsが担当し、toの後ろは基本形buyだからです。
確認2:Reading English books useful.に不足しているものは何ですか。文の中心となるbe動詞です。Reading English books is useful.とします。
確認3:Did Aya enjoyed cooking dinner?を直してください。Did Aya enjoy cooking dinner?です。didが過去を担当するため中心は基本形enjoy、cooking dinnerは動名詞の部品として残します。

まとめと次の一歩

誤文は、中心動詞、to+基本形、動名詞の席と述語の有無の順に点検します。主語や時制の働きを中心と部品へ二重に付けず、それぞれの仕事を説明して直します。

次は、中心判定、二つの部品、三つの役割、意味の境界、誤文訂正を統合し、弱点の戻り先を決めます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。