目的を実行する人を一致させよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、in order toを使って目的を明確に表しました。今回は、主な動作をする人と、to以下の目的を実行する人が同じかを確認します。
目標は、目的を表すto不定詞の見えない主語を読み取り、行動者がずれた文を二文や別の表現へ直せることです。次は名詞を説明するtoと行動の目的を表すtoを見分けます。
おすすめの学び方
主語から主な動詞とto以下の動詞へ、二本の矢印を引いてください。両方の動作を同じ人ができるか、意味でも確かめます。
一つの主語が二つの動作を行う
同じ人なら一文にできる
Daiki turned on the computer. Daiki wanted to check his email.
turn onとcheckの両方をDaikiが行うので、一文にできます。
Daiki turned on the computer to check his email.
二文目の主語を繰り返さず、目的をto+基本形にします。
行動者が違うときは注意する
Mother opened the door. The dog wanted to go outside.
ドアを開けたのはMother、外へ出るのはthe dogです。次のように単純に結ぶと、to go outsideの行動者がMotherに見えます。
Mother opened the door to go outside.
これは「母が外へ出るためにドアを開けた」という意味になります。犬を行動者にしたいなら、二文のままにするか、意味を明示します。
Mother opened the door so that the dog could go outside.
so thatの詳しい使い方は後の学習内容ですが、「主語が違うと単純な目的のtoでは表せない」という判断が今の中心です。
文の途中に人がいても主語とは限らない
I called Ken to ask a question.
askするのは文の主語Iです。Kenはcalledの相手であり、to askの行動者ではありません。
「ケンに質問してもらうために電話した」と言いたいなら、別の構造が必要です。最も近い名詞ではなく、文の主語へ戻って考えます。
例題:二文を結べるか判断する
Aki went to the store. Aki wanted to buy bread.Aki went to the store. Her brother wanted to buy bread.
1は両方Akiなので、Aki went to the store to buy bread.と結べます。
2は行動者が違います。単純にto buyを付けるとAkiが買う意味になるため、そのまま結びません。
よくある間違い
to以下の行動者を、直前にある名詞だと決めないでください。目的を表すto不定詞は、基本的に文の主語へ戻ります。
異なる二人の行動を、主語を省いて無理に一文へまとめないでください。意味が変わります。
文法的な形だけでなく、「その人が両方の動作を行えるか」を場面で確認します。
自分で確かめよう
確認1:Mina used a map to find the museum.で、useとfindをするのはだれですか。
どちらもMinaです。目的のto以下の行動者は主語Minaです。確認2:I asked Tom to open the window.でopenするのはだれですか。
Tomです。これはask+人+toの形で、目的を表すtoとは構造が違います。確認3:Father made lunch. We wanted to eat it.をFather made lunch to eat it.と結ぶと、食べる人はだれになりますか。
文の主語Fatherが食べる意味になります。weが食べるなら単純に目的のtoで結びません。確認4:二文を目的のto不定詞で結ぶ前に確認することは何ですか。
主な動作と目的の動作をする人が同じかを確認します。まとめと次の一歩
目的を表すto不定詞では、主な動作をする人がto以下の目的も実行するのが基本です。最も近い名詞ではなく文の主語へ戻り、二つの動作の担当者を確かめます。
次は、同じ名詞+toに見える文でも、toが直前の名詞を説明するのか、主な動作の目的を表すのかを見分けます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。