LESSON 01

不定詞を取る動詞を整理しよう

文脈からto不定詞を取る動詞を選ぼう

希望・決定・約束・試み・必要・依頼の文脈証拠から中心動詞を選び、語句整序と誤文訂正へ適用する

文脈からto不定詞を取る動詞を選ぼう

このレッスンの役割と目標

ここまで、希望・決定・約束・試み・必要・人への働きかけを表す動詞と、否定する範囲を学びました。今回は、それらを一つの問題の中で使い分けます。

目標は、日本語の一語だけに頼らず、会話や英文にある文脈の証拠から中心動詞を選び、語句整序・空所補充・誤文訂正へ応用できることです。次は到達診断で弱点を特定します。

おすすめの学び方

空所だけを見ず、前後から「どんな場面か」「結果は出たか」「相手がいるか」を探します。答えを選んだ後は、必ず根拠となる語句を一つ言ってください。

文脈を六つの観点で分類する

to不定詞を取る動詞の文脈選択地図 未来への希望、決定、相手への応答、取り組みと結果、必要、別の人への働きかけという六つの質問から中心動詞を選ぶ。 前後の証拠から意味グループを決める 希望want / hope / wish夢・願い・丁寧さ 決定decide / plan / choose決めた・予定・選択 応答promise / agree / refuse約束・同意・拒否 取り組みと結果try / learn / manage試み・習得・達成 必要・丁寧な希望need / would like義務ではなく必要か 人への働きかけtell / ask / want+人行動する人はだれか 選んだ後の共通確認 時制・主語との一致 → 人の有無 → to+基本形 → 否定の位置

手順1:出来事の種類を決める

finallyafter three hoursがあり、難しいことを実際に成し遂げたならmanageです。but I couldn'tならtryの可能性が高くなります。

相手の提案を受け入れたならagree、断ったならrefuseです。未来に向けた自分の予定ならplan、複数から選んだならchooseです。

手順2:行動する人を確認する

My teacher asked me to read the poem aloud.

readするのはmy teacherではなくmeです。主語とは別の人が行動するなら、「中心動詞+人+to」の形を疑います。

手順3:形を最終確認する

中心動詞を選べても、形を間違えると得点になりません。

  • 過去の出来事なら中心動詞を過去形にする
  • toの後ろは基本形にする
  • doesやdidの後ろは中心動詞も基本形にする
  • 不定詞の行動を否定するならnot toにする

例題1:空所補充

It was very difficult, but we finally (   ) to find the station.

difficultとfinallyがあり、実際に駅を見つけています。managedを入れます。

We finally managed to find the station.

例題2:会話から選ぶ

A: Can you carry this box with me? B: Sure. I ( agreed / refused / tried ) to help.

Sureは依頼を受け入れた証拠なのでagreedです。

例題3:誤文訂正

My father wanted I to study abroad.

wantの後ろの人は目的格なので、Iをmeへ直します。

My father wanted me to study abroad.

一対一の日本語訳に頼らない

「決める」を見てすべてdecideにすると、chooseとの違いを失います。「選択肢から選び取った」という文脈ならchooseが合います。

「できた」を見てmanageにするだけでも不十分です。練習を通して技能を身につけたならlearn toを使います。文全体の出来事を分類しましょう。

よくある間違い

空所のすぐ前後だけを見て選ぶと、会話のNo、finally、after practicingなどの決定的な証拠を見落とします。

意味が合ってもmanaged to foundとはしません。managed to findです。

人への働きかけで人を省かないでください。asked me to helpのmeが、helpする人を示します。

自分で確かめよう

確認1:After practicing for a month, I (   ) to skate.には何が合いますか。learnedです。練習を通じて技能を身につけた文脈です。
確認2:He said, “No, I won't do it.” He (   ) to do it.には何が合いますか。refusedです。Noと発言し、意志的に拒否しています。
確認3:Our coach told to us run faster.を直してください。Our coach told us to run faster.です。中心動詞+人+toの順です。
確認4:選んだ動詞が正しいか、最後に確認する四点は何ですか。時制・主語との一致、人の有無、toの後ろが基本形か、否定の位置です。

まとめと次の一歩

動詞は日本語訳一語ではなく、希望・決定・応答・結果・必要・人への働きかけという文脈から選びます。根拠となる語句を示し、最後に語形と語順を確認してください。

次は到達診断です。正解数だけでなく、どの意味グループや手順でつまずいたかを見つけます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。