不定詞の書き換えを意味を保って行おう
このレッスンの役割と目標
誤文訂正では形と意味のずれを直しました。書き換えでは、主語、目的語、できる・できない、目的などの意味を保ちながら、別の構文へ移します。
目標は、too ... to、enough to、so ... that、疑問詞+to、目的表現の代表的な対応を、公式の丸暗記ではなく意味から扱うことです。
書き換えで保つ四つの情報
書き換える前に、日本語で短く意味を言います。次に主語と目的語へ印を付け、肯定か否定かを確認します。最後に指定された構文へ移します。
例題:too ... toとso ... that
This box is too heavy for me to carry.
意味は「この箱は重すぎて、私は運べない」です。too ... toには、程度が大きすぎて実行できないという否定の意味が含まれます。
This box is so heavy that I cannot carry it.
書き換え後では、to carryの意味上の主語meがthat節の主語Iになります。また、carryの目的語itを補います。cannotをcanにすると意味が逆転します。
enough toと疑問詞+to
Rina is old enough to travel alone.は「リナは一人で旅行できるほど十分な年齢だ」です。Rina is so old that she can travel alone.とすると、できるという肯定を保ちます。
I do not know how to use this machine.はI do not know how I should use this machine.と意味が近くなります。疑問詞を残し、to不定詞の動作をする人が主節の主語と一致するかを確認します。
目的を別の形で表す
Aya got up early to catch the first train.
目的をはっきり表すなら、Aya got up early so that she could catch the first train.とできます。過去の文なのでcouldを用い、目的の動作をするsheを補います。
| 元の形 | 書き換えで特に守ること |
|---|---|
| too ... to | 「できない」という向き |
| enough to | 「できる」という向き |
| 疑問詞+to | 疑問詞と動作主 |
| 目的のto | so that節の主語と助動詞 |
よくある間違い
単語だけ機械的に入れ替えると、cannotや目的語を落とします。最初に誰が何をできるかを言葉にしてください。
too ... toとenough toを同じ肯定・否定で書き換えないでください。実行可能性が反対です。
that節には主語と時制を持つ動詞が必要です。不定詞句には省略されていた主語や目的語を補う場合があります。
自分で確かめよう
確認1:The water was too cold for us to swim in.をso ... thatで書き換えてください。
`The water was so cold that we could not swim in it.`です。we、could not、itを補います。確認2:Ken is strong enough to lift the table.の意味の向きは肯定ですか、否定ですか。
肯定です。ケンはテーブルを持ち上げられるほど十分に力があります。確認3:Please tell me where to buy the ticket.を書き換えるとどうなりますか。
`Please tell me where I should buy the ticket.`などと表せます。whereと動作主Iを保ちます。確認4:目的のto不定詞をso thatで書くとき何を補いますか。
目的の動作をする主語と、時制に合うcan、couldなどの助動詞を補います。まとめと次の一歩
書き換えでは、誰が、何を、できるか、何のためかを先に固定します。構文を変えた後、主語・目的語・肯定否定・時制を読み戻せば、意味の逆転を防げます。
次は一文だけで判断せず、長文の前後を根拠に不定詞・動名詞を読み取ります。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。