LESSON 01

不定詞・動名詞の入試総合

不定詞の書き換えを意味を保って行おう

too...to、enough to、so...that、疑問詞+to、目的表現の代表的な書き換えで主語・目的語・可否を保つ

不定詞の書き換えを意味を保って行おう

このレッスンの役割と目標

誤文訂正では形と意味のずれを直しました。書き換えでは、主語、目的語、できる・できない、目的などの意味を保ちながら、別の構文へ移します。

目標は、too ... to、enough to、so ... that、疑問詞+to、目的表現の代表的な対応を、公式の丸暗記ではなく意味から扱うことです。

書き換えで保つ四つの情報

書き換えで保つ四つの情報 主語、対象、できるかどうか、目的や方法の四情報を中央の同じ意味へ結び付ける図。 同じ意味形だけを変える 誰がするか 何を対象にするか できる・できない 目的・方法

書き換える前に、日本語で短く意味を言います。次に主語と目的語へ印を付け、肯定か否定かを確認します。最後に指定された構文へ移します。

例題:too ... toとso ... that

This box is too heavy for me to carry.

意味は「この箱は重すぎて、私は運べない」です。too ... toには、程度が大きすぎて実行できないという否定の意味が含まれます。

This box is so heavy that I cannot carry it.

書き換え後では、to carryの意味上の主語meがthat節の主語Iになります。また、carryの目的語itを補います。cannotをcanにすると意味が逆転します。

enough toと疑問詞+to

Rina is old enough to travel alone.は「リナは一人で旅行できるほど十分な年齢だ」です。Rina is so old that she can travel alone.とすると、できるという肯定を保ちます。

I do not know how to use this machine.I do not know how I should use this machine.と意味が近くなります。疑問詞を残し、to不定詞の動作をする人が主節の主語と一致するかを確認します。

目的を別の形で表す

Aya got up early to catch the first train.

目的をはっきり表すなら、Aya got up early so that she could catch the first train.とできます。過去の文なのでcouldを用い、目的の動作をするsheを補います。

元の形 書き換えで特に守ること
too ... to 「できない」という向き
enough to 「できる」という向き
疑問詞+to 疑問詞と動作主
目的のto so that節の主語と助動詞

よくある間違い

単語だけ機械的に入れ替えると、cannotや目的語を落とします。最初に誰が何をできるかを言葉にしてください。

too ... toとenough toを同じ肯定・否定で書き換えないでください。実行可能性が反対です。

that節には主語と時制を持つ動詞が必要です。不定詞句には省略されていた主語や目的語を補う場合があります。

自分で確かめよう

確認1:The water was too cold for us to swim in.をso ... thatで書き換えてください。`The water was so cold that we could not swim in it.`です。we、could not、itを補います。
確認2:Ken is strong enough to lift the table.の意味の向きは肯定ですか、否定ですか。肯定です。ケンはテーブルを持ち上げられるほど十分に力があります。
確認3:Please tell me where to buy the ticket.を書き換えるとどうなりますか。`Please tell me where I should buy the ticket.`などと表せます。whereと動作主Iを保ちます。
確認4:目的のto不定詞をso thatで書くとき何を補いますか。目的の動作をする主語と、時制に合うcan、couldなどの助動詞を補います。

まとめと次の一歩

書き換えでは、誰が、何を、できるか、何のためかを先に固定します。構文を変えた後、主語・目的語・肯定否定・時制を読み戻せば、意味の逆転を防げます。

次は一文だけで判断せず、長文の前後を根拠に不定詞・動名詞を読み取ります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。