前置詞のtoと不定詞のtoを見分けよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、前置詞までを定型表現のかたまりとして覚えました。今回は、同じtoでも、前置詞のtoなら動名詞、不定詞のtoなら基本形が続くことを見分けます。
目標は、toだけを見て決めず、左側の表現と右側の語を確認し、look forward to doingとwant to doを正しく選べることです。次は、この判別を含む入試型の誤文訂正へ進みます。
おすすめの学び方
toへ線を引いたら、左へ戻って表現のかたまりを読みます。look forward toならtoまでが前置詞を含む表現、want toならtoが不定詞の印です。後ろの形だけを丸暗記しないでください。
二つのtoは後ろの席が違う
前置詞toの後ろは動名詞
I look forward to seeing you again.
look forward to全体で「〜を楽しみにする」です。このtoは前置詞なので、seeをseeingにします。
She is used to getting up early.
be used toは「〜に慣れている」です。このtoも前置詞なのでgettingです。
中学生では、まずlook forward to doingを確実に使えるようにし、be used toは入試で見かける代表例として確認します。
不定詞toの後ろは基本形
I want to see you again.
wantの後ろのtoは不定詞を作り、seeという基本形が続きます。
She decided to get up early.
decided toの後ろも基本形getです。to gettingにはしません。
左側の表現を見分ける
| 左側のかたまり | toの種類 | 後ろの形 | 例 |
|---|---|---|---|
| look forward to | 前置詞 | 動名詞 | look forward to meeting |
| be used to | 前置詞 | 動名詞 | be used to walking |
| want to | 不定詞 | 基本形 | want to meet |
| decide to | 不定詞 | 基本形 | decide to walk |
to一語だけでは決められません。左の語との組み合わせが必要です。
例題:誤文を二方向に直す
誤文A:I look forward to meet you.
look forward toのtoは前置詞なので、meetingにします。
I look forward to meeting you.
誤文B:I want to meeting you.
want toは不定詞なので、基本形meetにします。
I want to meet you.
同じtoでも、誤りの直し方が反対になります。
よくある間違い
toを見たら必ず基本形と決めないでください。前置詞toの後ろは名詞の席です。
反対に、toの後ろをすべて-ingにしないでください。不定詞toの後ろは基本形です。
be used to doing「することに慣れている」と、used to do「以前はしたものだ」を混同しないでください。左のbeの有無と後ろの形が違います。
自分で確かめよう
確認1:We look forward to see you.を直してください。
We look forward to seeing you.です。look forward toのtoは前置詞です。確認2:She wants to joining the club.を直してください。
She wants to join the club.です。wants toは不定詞なので基本形joinが続きます。確認3:He is used to walk to school.を直し、toの種類を答えてください。
He is used to walking to school.です。be used toのtoは前置詞なので動名詞walkingが続きます。まとめと次の一歩
前置詞toの後ろは名詞の席なので動名詞、不定詞toの後ろは基本形です。toだけを見ず、look forward to、be used to、want to、decide toのように左側のかたまりから判断します。
次はbefore、by、without、定型表現、二つのtoを混ぜ、空所補充・整序・誤文訂正で判断を定着させます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。