LESSON 01

名詞を後ろから説明する不定詞

to不定詞で名詞を後ろから説明しよう

名詞+to+基本形を一つのまとまりとして捉え、to不定詞が直前の名詞を後ろから説明する働きを理解する

to不定詞で名詞を後ろから説明しよう

このレッスンの役割と目標

前のセクションでは、want toやdecide toのように、動詞の後ろで「何を望むか・決めるか」を表す不定詞を学びました。今回からは、不定詞を名詞の後ろへ置き、その名詞がどのようなものかを説明する働きを学びます。

目標は、名詞+to+基本形を一つの意味のまとまりとして見つけ、「〜するための名詞」「〜すべき名詞」「〜する名詞」と文脈に合わせて読めることです。次はsomething to eatの頻出形を使います。

おすすめの学び方

toを見たら「〜するために」と機械的に訳さず、直前に名詞があるか確認してください。名詞からto以下へ矢印を引き、「どんな名詞?」という質問に答えます。

英語は短い説明を名詞の後ろへ置く

日本語では「読むべき本」のように説明を名詞の前へ置きます。英語ではa book to readのように、中心となる名詞bookを先に言い、to readを後ろへ置きます。

名詞を後ろから説明するto不定詞 日本語は読むべきという説明を本の前へ置くが、英語はa bookを先に置き、to readで後ろから説明する。 説明を置く方向が違う 読むべき 日本語:説明 → 名詞 a bookto read 英語:名詞 → 後ろから説明 a book to read = 読む本・読むべき本

直前の名詞とto以下を結ぶ

I have a book to read.

まず中心となる名詞a bookを見つけます。次にto readが「どんな本か」を説明します。

a book ← to read

「私は読む本を持っています」「私には読むべき本があります」と文脈に合わせて読みます。

to以下の動詞から名詞との関係を考える

We need a place to practice.

to practiceはplaceを説明しています。「練習する場所」です。

She has homework to finish.

to finishはhomeworkを説明しています。「終わらせるべき宿題」です。

日本語訳が少し違っても、「直前の名詞をto以下が説明する」という構造は同じです。

例題:まとまりを見つける

Ken bought a notebook to use in science class.

to useはnotebookを説明しています。a notebook to useで「使うノート」です。

ケンは理科の授業で使うノートを買いました。

ここでは「買う目的で使った」ではなく、どんなnotebookかを説明しています。

名詞的用法と見分ける

I want to read this book.

to readはwantの内容で、「読みたい」です。直前のbookを説明していません。

I want a book to read.

to readはbookを説明し、「読む本がほしい」です。toの直前に名詞a bookがあり、その名詞へ意味が戻ります。

よくある間違い

toをすべて「〜するために」と訳さないでください。a book to readでは、to readがbookの種類・用途を説明します。

a to read bookとは並べません。英語ではa book to readと名詞を先に置きます。

名詞とto以下を別々に読むと意味が切れます。something / to doではなく、something to doを一つのまとまりとして捉えます。

自分で確かめよう

確認1:a song to singでは、to singが説明する名詞は何ですか。a songです。「歌う歌」というまとまりです。
確認2:「読むべき手紙」を英語の語順にするとどうなりますか。a letter to readです。名詞letterを先に置き、to readで後ろから説明します。
確認3:I want to buy a bag.のto buyはbagを説明していますか。いいえ。wantの内容を表し、「買いたい」です。
確認4:I need a bag to carry these books.のto carryは何を説明しますか。a bagを説明します。「これらの本を運ぶためのかばん」です。

まとめと次の一歩

名詞の直後にto+基本形が置かれると、to以下がその名詞を後ろから説明することがあります。名詞+to+基本形を一つのまとまりとして見つけ、名詞と動詞の関係を考えます。

次はsomething・anything・nothingと組み合わせ、食べるもの・することなどを表します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。