LESSON 01

長い文の中の不定詞・動名詞

長文の空所・下線部を構造から解こう

中心動詞・句の範囲・役割・入れ子を使い、長文中の空所補充・下線部和訳・誤文訂正を解く

長文の空所・下線部を構造から解こう

このレッスンの役割と目標

ここまで、中心動詞、句の範囲、役割、複数のto・-ing、入れ子を分析しました。今回は、それらを長文中の空所補充、下線部和訳、誤文訂正へ使います。

目標は、知らない語が少しあっても、先に文の構造を取り、不定詞・動名詞の選択と意味を根拠付きで答えられることです。次はセクション全体の到達診断です。

おすすめの学び方

下線部だけを切り取らず、前後一文を読みます。中心動詞へ二重線、句へかっこ、接続語や時を表す語へ丸を付けてから訳・選択へ進みます。

長文問題を四段階でほどく

長文中の不定詞・動名詞問題を解く四段階 前後の文脈、中心動詞、句の範囲と役割、意味の読み戻しの四段階で長文問題を解く。 1 前後の文脈を読む目的・原因・結果・時間を確認 2 中心動詞と骨格を取る時制を持つ動詞を先に確定 3 句の範囲と役割を決める直前の語・名詞の席・説明先 4 文全体の意味へ戻す答えが文脈と一致するか確認 訳してから構造を合わせるのではなく、構造から意味を組み立てる

空所補充は前後の状況まで読む

短い文章を読みます。

Rina wanted to improve her English. She joined an online group and enjoyed ( talk ) with students from other countries.

中心動詞enjoyedは動名詞を取ります。さらに、オンラインの仲間との活動を楽しんだ文脈です。

She enjoyed talking with students from other countries.

talkingだけでなく、with以下までが目的語の動名詞句です。

下線部和訳は骨格から作る

Learning to explain your ideas clearly takes time and practice.

  1. 中心動詞はtakes。
  2. 主語はLearning to explain your ideas clearly全体。
  3. 内側のto explain your ideas clearlyがlearningの内容。

「自分の考えをはっきり説明することを学ぶには、時間と練習が必要です」と構造に沿って訳します。

例題:誤文の最初の原因を探す

Many students use videos for to learn new words, but watching without practicing is not enough.

誤りはfor to learnです。forを前置詞として方法・用途につなぐならfor learning、目的を表すならforを取ってto learnにします。

文脈では「新しい語を学ぶために動画を使う」が自然です。

Many students use videos to learn new words, but watching without practicing is not enough.

後半のwatchingは主語の動名詞、without practicingは前置詞+動名詞です。

指示語や接続語も意味の証拠になる

Ken tried reading aloud because he wanted to improve his pronunciation. Doing this every day helped him speak more clearly.

thisはreading aloudという方法を指します。try readingは方法として試す意味です。because以下の目的と、次文の結果が判断を支えます。

よくある間違い

空所の前後二語だけで答えないでください。tryやstopは前後文で意味が確定することがあります。

下線部を左から一語ずつ訳し、中心動詞を見失わないでください。長い主語を一つのかたまりにします。

知らない単語が一つあるだけで構造分析を止めないでください。to、-ing、時制、前置詞という既知の証拠から骨格を取れます。

自分で確かめよう

確認1:Enjoying reading English stories helps Yuki learn new expressions.の中心動詞は何ですか。helpsです。[Enjoying [reading English stories]]が長い主語です。
確認2:He stopped to check the map because he was lost.でto checkを選ぶ文脈証拠は何ですか。道に迷ったため、移動を止めて地図を確認する目的へ移ったことです。because以下が目的を支えます。
確認3:Watching without thinking does not help us learn.の主語はどこまでですか。[Watching without thinking]までです。内部にwithout+動名詞thinkingがあります。

まとめと次の一歩

長文問題では、前後の文脈、中心動詞、句の範囲と役割、意味の読み戻しの順で解きます。不定詞・動名詞を下線部だけで判断せず、接続語・目的・結果も証拠にします。

次は中心動詞、範囲、三用法、動名詞の席、複数形、入れ子、長文問題を混ぜて診断し、入試総合へ進めるか確かめます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。