限界と十分さを一本のものさしで比べよう
このレッスンの役割と目標
前のセクションでは、疑問詞+toで不足している情報を表しました。今回からは、行動できる基準に対して、程度が限界を超えたtoo ... toと、必要な程度へ達したenough toを学びます。
目標は、tooとenoughを単語訳だけでなく、「その行動ができるか」という一本のものさしで説明できることです。次はtoo ... toの形と否定の意味を詳しく学びます。
おすすめの学び方
文を読んだら、最後の行動が可能か不可能かを先に決めてください。程度・基準・結果の三点を図へ置くと、tooとenoughを選びやすくなります。
行動できる基準を見る
too ... toは限界を超える
This box is too heavy to carry.
箱の重さが運べる限界を超えています。「この箱は重すぎて運べません」です。notがなくても、結果は不可能です。
enough toは基準へ達する
This box is light enough to carry.
運ぶために十分軽く、結果は可能です。「この箱は運べるほど軽い」です。
同じ形容詞でも基準が変わる
The water is too hot to drink.
飲める温度を超えています。
The water is cool enough to drink.
飲める温度へ達しています。tooは単なるveryではなく、後ろの行動ができないところまで程度が進んだことを表します。
例題:結果から選ぶ
The room is ( too / enough ) small to hold fifty people.
smallが程度を表し、50人を収容できない結果ならtooです。
The room is too small to hold fifty people.
enoughを使うならlarge enough to holdのように、可能になる方向の形容詞を選びます。
よくある間違い
tooをveryと同じ「とても」とだけ覚えないでください。too heavy to carryには運べない結果まで含まれます。
enoughを見ただけで語順を決めないでください。形容詞と使うときは後ろ、名詞と使うときは前です。詳しい語順は後のレッスンで分けます。
自分で確かめよう
確認1:too cold to swimでは、泳げますか。
泳げません。寒さが泳げる限界を超えています。確認2:warm enough to swimでは、泳げますか。
泳げます。泳ぐために十分暖かい状態です。確認3:tooとenoughを分ける中心質問は何ですか。
to以下の行動ができるか、できないかです。まとめと次の一歩
too ... toは程度が限界を超えて行動できないこと、enough toは必要な基準へ達して行動できることを表します。程度・基準・結果を一本のものさしで考えます。
次はtoo+形容詞・副詞+to+基本形の語順と、notなしで否定の結果になる理由を学びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。