名詞の説明と行動の目的を見分けよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、目的を表すto不定詞の行動者が文の主語と一致することを確認しました。今回は、前セクションで学んだ「名詞を後ろから説明するto」と、今セクションの「行動の目的を表すto」を見分けます。
目標は、to以下がどこへ意味をつないでいるかを、直前の語だけでなく文全体から判断し、理由を説明できることです。次は到達診断で目的用法を統合します。
おすすめの学び方
二つの質問を順に使います。直前の名詞へ「どんな名詞?」と答えるなら名詞の説明、主な動作へ「何のために?」と答えるなら行動の目的です。
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名詞の説明は「どんな名詞?」
We found a place to practice.
to practiceはplaceを説明しています。「どんな場所?」への答えが「練習する場所」です。
主な動詞foundへ「何のために見つけた?」と問うより、placeの種類を示す読み方が自然です。
行動の目的は「何のために?」
We went outside to practice.
to practiceはwent outsideという動作の目的です。「何のために外へ出た?」への答えが「練習するため」です。
toの直前のoutsideは名詞ではなく、副詞として「外へ」を表します。したがって直前の名詞を説明する形ではありません。
位置だけで決めず意味を確認する
I bought a camera to take pictures.
この文は「写真を撮るためにカメラを買った」と購入目的を表せます。同時に、to take picturesがcameraの用途を説明しているようにも感じられます。
実際の英文では、二つの意味が近く重なる場合があります。入試で用法を問われるときは、文脈、修飾先、設問の区分を合わせて判断します。無理に日本語訳だけで一つへ決めない姿勢も大切です。
例題1:明確な二文を比べる
There are many things to see in Kyoto.We went to Kyoto to see old temples.
1のto seeはthingsを説明し、「見るもの」です。2のto seeはwent to Kyotoの目的で、「見るために行った」です。
例題2:二つのtoを別々に分類する
I want to find a quiet place to study.
最初のto findはwantの内容で、「見つけたい」です。二つ目のto studyはa quiet placeを説明し、「勉強する静かな場所」です。
この文には、今回の目的を表すtoはありません。toがある数と、目的用法の数は同じではありません。
判断手順
- toの後ろが基本形か確認する
- 直前の名詞へ「どんな名詞?」と問う
- 主な動作へ「何のために?」と問う
- より自然に答える方と文脈を合わせる
- 重なりがある場合は、設問が何を基準にしているか確認する
よくある間違い
toの直前に名詞があるだけで、必ず名詞の説明と決めないでください。I bought a ticket to enter the museum.では、博物館へ入る目的でticketを買ったという行動全体のつながりが重要です。
日本語訳に「ために」があるだけで目的と決めないでください。a tool to useを「使うための道具」と訳しても、文の構造ではtoolを説明しています。
用法名を当てるだけで終わらず、どの語句へ意味が戻るか説明します。
自分で確かめよう
確認1:I have homework to finish.のto finishは何を説明しますか。
homeworkを説明します。「終えるべき宿題」です。確認2:I stayed up late to finish my homework.のto finishは何を表しますか。
stayed up lateの目的です。「宿題を終えるために夜更かしした」です。確認3:There is no time to waste.は「何のために?」へ答えていますか。
いいえ。to wasteがtimeを説明し、「むだにする時間」です。確認4:見分けるための二つの質問は何ですか。
直前の名詞へ「どんな名詞?」、主な動作へ「何のために?」です。まとめと次の一歩
名詞を説明するtoは直前の名詞へ「どんな名詞?」と答え、目的のtoは主な動作へ「何のために?」と答えます。位置と訳語だけでなく、意味が戻る先を確認します。
次は到達診断です。目的の基本、移動文、Why応答、in order to、行動者、用法識別を別々に点検します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。