動詞の部品が入る三つの役割を見分けよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、to不定詞と動名詞を文の部品として読みました。ここでは、特にto不定詞が文のどの席に入り、何を説明するかという三つの役割を先に見渡します。
目標は、形を見てすぐ訳を決めず、名詞の席、名詞を説明する席、動作・感情を説明する席のどこにあるかを判断することです。次は、部品に目的語や場所を含めて意味のまとまりを取ります。
おすすめの学び方
to不定詞を囲み、その左側を見ます。動詞の目的語なら名詞の役割、直前が名詞ならその説明、文の動作や感情へ「何のため・なぜ」を加えるなら副詞の役割です。
三つの役割は席で決まる
名詞の役割
I want to learn English.
wantの「何を望むか」という目的語の席にto learn Englishが入ります。「英語を学ぶこと」と読めます。
動名詞も名詞の席へ入ります。
I enjoy learning English.
名詞を後ろから説明する役割
I have homework to do.
to doが直前のhomeworkを説明し、「するべき宿題」となります。to不定詞を取ってもI have homework.という骨組みが残ります。
動作や感情を説明する役割
I went to the library to study.
to studyはwentの目的を説明します。「なぜ図書館へ行ったのか」への答えです。
I was happy to see you.
to see youはhappyになった理由を説明します。
例題:左側から役割を決める
Ken needs a pen to write with.では、to write withの直前に名詞a penがあります。この部品はpenを説明し、「書くためのペン」です。
一方、Ken went to the store to buy a pen.では、to buy a penがwentの目的を説明します。
よくある間違い
to不定詞をすべて「〜するために」と訳すと、I want to play.が「遊ぶために望む」と不自然になります。wantの目的語なので「遊びたい」です。
日本語訳だけでなく、部品を外したときにどの骨組みが残るかも確認します。
自分で確かめよう
確認1:I hope to see you again.のto不定詞はどの役割ですか。
hopeの内容を表す名詞の役割です。確認2:I need something to drink.のto drinkは何を説明しますか。
somethingを後ろから説明します。「何か飲むもの」です。確認3:Aya got up early to catch the train.のto catch the trainは何を表しますか。
早く起きた目的を表します。まとめと次の一歩
動詞から作る部品は、名詞の席に入る、名詞を後ろから説明する、動作や感情の目的・理由を説明する、という役割を持ちます。形ではなく位置と説明先で判断します。
次は、to不定詞や動名詞に目的語・場所・時を含め、長い部品の境界を正確に取ります。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。