LESSON 01

動詞を文の部品として使おう

動詞の部品が入る三つの役割を見分けよう

動詞由来の部品が名詞の席、名詞を説明する席、動作や感情の目的・理由を説明する席に入る全体像

動詞の部品が入る三つの役割を見分けよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、to不定詞と動名詞を文の部品として読みました。ここでは、特にto不定詞が文のどの席に入り、何を説明するかという三つの役割を先に見渡します。

目標は、形を見てすぐ訳を決めず、名詞の席、名詞を説明する席、動作・感情を説明する席のどこにあるかを判断することです。次は、部品に目的語や場所を含めて意味のまとまりを取ります。

おすすめの学び方

to不定詞を囲み、その左側を見ます。動詞の目的語なら名詞の役割、直前が名詞ならその説明、文の動作や感情へ「何のため・なぜ」を加えるなら副詞の役割です。

三つの役割は席で決まる

to不定詞が入る三つの役割の地図 to不定詞は、したいことという名詞の席、読むべき本のように名詞を後ろから説明する席、勉強するために図書館へ行くように動作の目的を説明する席へ入る。 同じto+基本形でも、文中の仕事が違う 名詞の役割何を?の席I wantto read.読むことを望む 名詞を説明どんな名詞?a bookto read読むための本 動作・感情を説明何のため・なぜ?I went thereto study.勉強するため 形ではなく「どの席で何を説明するか」を見る

名詞の役割

I want to learn English.

wantの「何を望むか」という目的語の席にto learn Englishが入ります。「英語を学ぶこと」と読めます。

動名詞も名詞の席へ入ります。

I enjoy learning English.

名詞を後ろから説明する役割

I have homework to do.

to doが直前のhomeworkを説明し、「するべき宿題」となります。to不定詞を取ってもI have homework.という骨組みが残ります。

動作や感情を説明する役割

I went to the library to study.

to studyはwentの目的を説明します。「なぜ図書館へ行ったのか」への答えです。

I was happy to see you.

to see youはhappyになった理由を説明します。

例題:左側から役割を決める

Ken needs a pen to write with.では、to write withの直前に名詞a penがあります。この部品はpenを説明し、「書くためのペン」です。

一方、Ken went to the store to buy a pen.では、to buy a penがwentの目的を説明します。

よくある間違い

to不定詞をすべて「〜するために」と訳すと、I want to play.が「遊ぶために望む」と不自然になります。wantの目的語なので「遊びたい」です。

日本語訳だけでなく、部品を外したときにどの骨組みが残るかも確認します。

自分で確かめよう

確認1:I hope to see you again.のto不定詞はどの役割ですか。hopeの内容を表す名詞の役割です。
確認2:I need something to drink.のto drinkは何を説明しますか。somethingを後ろから説明します。「何か飲むもの」です。
確認3:Aya got up early to catch the train.のto catch the trainは何を表しますか。早く起きた目的を表します。

まとめと次の一歩

動詞から作る部品は、名詞の席に入る、名詞を後ろから説明する、動作や感情の目的・理由を説明する、という役割を持ちます。形ではなく位置と説明先で判断します。

次は、to不定詞や動名詞に目的語・場所・時を含め、長い部品の境界を正確に取ります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。