動名詞と進行形の-ingを文の位置から見分けよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、長い動名詞句を一つの名詞のかたまりとして読みました。今回は、同じ動詞+ingでも、動名詞と進行形では文の働きが違うことを見分けます。
目標は、-ingの形だけで決めず、名詞の席にいるか、be動詞と組んで主語の動作を表すかを確認し、訳と理由を説明できることです。次はセクション全体の到達診断です。
おすすめの学び方
まず文の中心の動詞を丸で囲みます。次に-ing句を「すること」と置き換えられるか、be+ing全体を「している」と読めるかを試します。最後に文中の席で確定します。
同じ形でも役割が違う
動名詞は「すること」という名詞
Cooking dinner takes time.
Cooking dinnerはtakesの前にある主語です。「夕食を作ること」と読めます。
I like cooking dinner.
cooking dinnerはlikeに対する「何を」の目的語です。どちらも名詞の席なので動名詞です。
進行形はbe動詞と-ingで一つの動詞
My father is cooking dinner now.
主語My fatherが今している動作を、is cooking全体で表します。このcookingは名詞の席ではなく、文の動詞の一部です。
now、at the moment、Look!など、今進んでいる動作を示す語も手がかりになります。ただし手がかりだけでなく、文の構造で確かめます。
be動詞の後ろだから進行形とは限らない
My father's hobby is cooking dinner for us.
My father's hobby = cooking dinner for usと結べます。「父の趣味は私たちのために夕食を作ることです」という補語なので、cookingは動名詞です。
My father is cooking dinner for us.
こちらは「父が夕食を作っている」という進行形です。主語が人であることだけで機械的に決めるのではなく、イコールか今の動作かを確認します。
例題:二つのreadingを比べる
Reading the newspaper is his morning habit.He is reading the newspaper now.
AではReading the newspaperがisの前の主語で、「新聞を読むこと」です。Bではis readingが文の動詞で、「今読んでいる」です。
同じreadingでも、文の中の席が違うため役割も違います。
判断の三手順
- 文の中心の動詞を見つける。
- -ing句が主語・補語・目的語という名詞の席にいるか確認する。
be+ingが主語の進行中の動作を表すなら進行形と判断する。
よくある間違い
-ingを見ただけで動名詞、または進行形と決めないでください。形は同じなので文の働きが必要です。
be動詞の後ろをすべて進行形にしないでください。趣味や仕事の内容を説明する補語の動名詞もあります。
日本語訳だけに頼ると不自然な文で迷います。主語、補語、目的語、文の動詞という席を先に確認します。
自分で確かめよう
確認1:Running every morning keeps me healthy.のRunningは動名詞ですか。
はい。Running every morning全体がkeepsの前の主語で、「毎朝走ること」を表します。確認2:Taro is running in the park now.のrunningは何ですか。
is runningが「今走っている」という文の動詞を作る進行形です。確認3:Taro's favorite exercise is running in the park.のrunningは何ですか。
running in the parkはfavorite exerciseの内容を説明する補語の動名詞句です。主語とイコールで結べます。まとめと次の一歩
動名詞と進行形は同じ-ing形ですが、動名詞は名詞の席で「すること」、進行形はbe+ingで主語の進行中の動作を表します。文の中心の動詞と-ing句の席を確かめて判断します。
次は、形の作り方、主語・補語・目的語、長い動名詞句、進行形との区別をまとめて診断します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。