to do・doingが連れている語まで範囲を囲もう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンで中心動詞を先に見つけ、文の骨格を取りました。今回はto do・doingが連れている目的語、方法、場所、時などを含め、一つの不定詞句・動名詞句として囲みます。
目標は、句を最初の動詞だけで切らず、文の骨格を壊さない範囲まで正しく区切れることです。次は、囲んだ不定詞句を名詞的・形容詞的・副詞的用法へ分類します。
おすすめの学び方
中心動詞へ二重線を引いてから、to doまたはdoingに「何を・どこで・いつ・どのように」と質問します。答えになる語を右へ足し、主文の骨格へ戻る地点でかっこを閉じます。
中心から必要な語を右へ集める
不定詞句は基本形の後ろまで続く
Aya wants [to read English books in the library].
readの目的語English books、場所in the libraryまでが、Ayaがしたい内容です。to readだけで切ると「何を読むか」が外へ残ります。
We went to the park [to play soccer with our classmates].
playの目的語soccer、相手with our classmatesまでが目的の不定詞句です。
動名詞句も目的語や修飾語を連れる
[Practicing English aloud every morning] improves your pronunciation.
Practicingの目的語English、方法aloud、時every morningまでが主語です。improvesが主文の中心動詞なので、その直前でかっこを閉じます。
I enjoy [talking with my friends after school].
talkingの相手と時を含めた全体が、enjoyの目的語です。
どこで閉じるかは骨格で確かめる
Ken decided [to practice English] every day.
every dayはpracticeを詳しくすると読めるため、to practice English every dayまで囲むこともできます。
一方、文脈によってはevery dayがdecidedではなくpracticeに自然につながるかを意味で判断します。境界は記号だけでなく、どの動作を詳しくするかで決めます。
例題:長い主語の終わりを決める
Learning new words by using them in sentences takes time.
- 中心動詞はtakes。
- takesの前全体が主語。
- Learningの目的語はnew words。
- by using them in sentencesは学ぶ方法。
[Learning new words by using them in sentences] takes time.
内側のusing them in sentencesもbyの後ろの動名詞句です。まず外側の大きな範囲を取り、その後で内側を分析します。
よくある間違い
to doやdoingの一語だけでかっこを閉じないでください。目的語や必要な前置詞句までを含めます。
右側の語をすべて無条件に句へ入れないでください。主文の中心動詞や別の文の部品へ戻る地点を確認します。
最初から細かい入れ子を全部解こうとしないでください。中心動詞、大きな句、内側の句という順で段階的に囲みます。
自分で確かめよう
確認1:I hope to visit my aunt in Osaka next month.の不定詞句を囲んでください。
[to visit my aunt in Osaka next month]です。visitの目的語、場所、時までが希望の内容です。確認2:Playing soccer with my classmates after school is fun.の主語はどこまでですか。
[Playing soccer with my classmates after school]までが主語の動名詞句です。確認3:We use this app to practice speaking English.で、to practiceの目的語は何ですか。
speaking Englishです。大きくは[to practice speaking English]が目的の不定詞句で、その中に動名詞句speaking Englishがあります。まとめと次の一歩
不定詞句・動名詞句は、to doやdoingが連れている目的語、場所、時、方法までを意味のかたまりとして囲みます。中心動詞と主文の骨格を先に取ると、閉じる位置が分かります。
次は、囲んだto不定詞句が名詞、名詞の説明、目的・理由のどの役割を持つか、位置と意味から分類します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。