目的・感情の理由・判断のtoを見分けよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、感情の時点をbe動詞で示し、to以下を基本形に保ちました。今回は、目的を表すto、感情の理由を表すto、It is+形容詞+toで一般的な判断を表すtoを見分けます。
目標は、日本語訳だけに頼らず、toの前にある文の骨格と「何を説明しているか」から三種類を識別できることです。次は会話と長文の文脈から感情語と理由を読み取ります。
おすすめの学び方
toの直前だけでなく、その前のまとまりへかっこを付けてください。動作、感情、It is+評価のどれが完成しているかを見ると、toの役割が分かります。
三つの骨格を比べる
動作+toは目的
We studied hard to pass the exam.
studiedへ「何のために?」と問うと、to pass the examが答えです。合格するために勉強しました。
感情形容詞+toは感情の理由
We were happy to pass the exam.
happyへ「なぜうれしかった?」と問うと、合格したことが答えです。合格する目的でうれしかったのではありません。
It is+評価形容詞+toは行動への判断
It is important to study every day.
importantは人の感情ではなく、「毎日勉強すること」への一般的な評価です。「毎日勉強することは大切です」と読みます。
It is difficult to answer this question.
答えるという行動の難しさを判断しています。
形容詞ならすべて感情ではない
happy・glad・sorry・surprisedは人が感じる気持ちです。important・difficult・easy・necessaryなどは、行動への評価や判断を表します。
It is happy to ...とは通常しません。感情を持つ人を主語にしてI am happy to ...とします。
例題:同じto studyを分類する
Ken went to the library to study.Ken was glad to study with his friend.It is useful to study with a dictionary.
1はwentの目的、2はgladの理由、3はstudyという行動へのusefulという判断です。
よくある間違い
日本語に「〜して」があればすべて感情の理由、と決めないでください。toの前に感情形容詞があるか確認します。
It is difficultを「それは難しい」とitが特定の物を指す文だと決めないでください。この形のitは、後ろのto以下を受ける仮の主語として働きます。
用法名だけ暗記せず、toが動作・感情・評価のどれへ意味を返しているか説明します。
自分で確かめよう
確認1:She opened the box to find the key.のtoは何を表しますか。
opened the boxの目的です。鍵を見つけるために箱を開けました。確認2:She was surprised to find the key.のtoは何を表しますか。
surprisedという感情の理由です。鍵を見つけて驚きました。確認3:It is easy to find the key.は何を表しますか。
鍵を見つけるという行動がeasyだという一般的な判断です。確認4:三種類を見分けるとき最初に見るものは何ですか。
toの前の骨格が、動作、感情形容詞、It is+評価形容詞のどれかを見ます。まとめと次の一歩
動作+toは目的、感情形容詞+toは感情の理由、It is+評価形容詞+toは行動への判断です。訳語ではなく、toの前の文の骨格と問いで識別します。
次は会話の反応、期待、予想外の結果を手がかりに、最適な感情語とto以下の理由を選びます。
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