LESSON 01

長い文の中の不定詞・動名詞

時制を持つ中心動詞を先に見つけよう

長い文で主語と時制を持つ中心動詞を、to不定詞・動名詞内の動詞から区別する

時制を持つ中心動詞を先に見つけよう

このレッスンの役割と目標

前のセクションでは、不定詞と動名詞の形・意味を選び分けました。ここからは長い文を読むために、まず文全体の主語と時制を支える中心動詞を、to doやdoingの中の動詞から区別します。

目標は、動詞らしい語が複数あっても、時制・主語との一致を持つ中心動詞を一つ見つけ、文の骨格を取れることです。次はto do・doingが連れている語まで範囲を囲みます。

おすすめの学び方

英文をすぐ訳さず、形に印を付けます。to+基本形と-ingを角かっこで仮に囲み、それ以外で時制や三単現を示す動詞を中心動詞候補にします。

三つの動詞らしい形を役割で分ける

長い文の中心動詞と不定詞・動名詞の区別 Reading English books helps me to learn new wordsで、helpsが時制を持つ中心動詞、Readingが主語の動名詞、to learnがhelpsにつながる不定詞であることを示す。 Reading English books helps me to learn new words. Reading English books主語の動名詞句時制を持たない helps中心動詞三単現-sを持つ to learn new words不定詞句toの後ろは基本形 骨格:Reading ... helps me ... 時制・否定・疑問は中心動詞を軸に考える

中心動詞は文の時制を支える

Studying every day takes time.

Studyingは動名詞句の始まりです。takesが現在時制と三単現-sを持つ中心動詞です。

Ken decided to join the team.

decidedが過去時制を持つ中心動詞、to joinはdecidedの目的語となる不定詞です。

toの後ろの基本形は中心動詞ではない

We hope to visit Kyoto next spring.

hopeが現在時制を持つ中心動詞です。visitは動作を表しますが、toの後ろで時制を持たないため、文全体の中心動詞ではありません。

疑問文にすると違いが見えます。

Do you hope to visit Kyoto?

Doがhopeを支え、to visitはそのままです。

動名詞の中の動詞も中心ではない

Playing tennis with my friends makes me happy.

Playingは主語となる動名詞句の中心、makesが文全体の中心動詞です。friendsが複数でも、文の主語は「友達とテニスをすること」という一つの活動なのでmakesになります。

例題:動詞らしい形へ番号を付ける

Learning to use a dictionary helps you understand difficult texts.

  1. Learning:動名詞句の始まり。
  2. to use:Learningの内容に入る不定詞。
  3. helps:三単現-sを持つ中心動詞。
  4. understand:help+人+基本形につながる動詞。

骨格はLearning ... helps you ...です。helpsを見つけると、長い主語の終わりが見えます。

よくある間違い

文の先頭にある動詞らしい語を中心動詞と決めないでください。動名詞句が長い主語になる場合があります。

toの後ろの基本形を時制を持つ動詞と数えないでください。不定詞は中心動詞へ従属します。

訳しやすい動詞を中心に選ばないでください。時制、三単現、助動詞との関係という文法上の証拠を使います。

自分で確かめよう

確認1:Reading books before bed helps me relax.の中心動詞は何ですか。helpsです。Reading books before bed全体が主語の動名詞句です。
確認2:Mika wants to learn French.の中心動詞と不定詞を答えてください。中心動詞はwants、不定詞はto learn Frenchです。
確認3:To get enough sleep is important for students.の中心動詞は何ですか。isです。To get enough sleepは主語となる不定詞句です。

まとめと次の一歩

長い文では、to doやdoingを動詞らしい形として見つけた後、時制・主語との一致を持つ中心動詞を区別します。中心動詞が分かると、主語と残りの骨格が見えます。

次は、to doやdoingだけで切らず、それぞれが連れている目的語・副詞・前置詞句までを一つの範囲として囲みます。

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