時制を持つ中心動詞を先に見つけよう
このレッスンの役割と目標
前のセクションでは、不定詞と動名詞の形・意味を選び分けました。ここからは長い文を読むために、まず文全体の主語と時制を支える中心動詞を、to doやdoingの中の動詞から区別します。
目標は、動詞らしい語が複数あっても、時制・主語との一致を持つ中心動詞を一つ見つけ、文の骨格を取れることです。次はto do・doingが連れている語まで範囲を囲みます。
おすすめの学び方
英文をすぐ訳さず、形に印を付けます。to+基本形と-ingを角かっこで仮に囲み、それ以外で時制や三単現を示す動詞を中心動詞候補にします。
三つの動詞らしい形を役割で分ける
中心動詞は文の時制を支える
Studying every day takes time.
Studyingは動名詞句の始まりです。takesが現在時制と三単現-sを持つ中心動詞です。
Ken decided to join the team.
decidedが過去時制を持つ中心動詞、to joinはdecidedの目的語となる不定詞です。
toの後ろの基本形は中心動詞ではない
We hope to visit Kyoto next spring.
hopeが現在時制を持つ中心動詞です。visitは動作を表しますが、toの後ろで時制を持たないため、文全体の中心動詞ではありません。
疑問文にすると違いが見えます。
Do you hope to visit Kyoto?
Doがhopeを支え、to visitはそのままです。
動名詞の中の動詞も中心ではない
Playing tennis with my friends makes me happy.
Playingは主語となる動名詞句の中心、makesが文全体の中心動詞です。friendsが複数でも、文の主語は「友達とテニスをすること」という一つの活動なのでmakesになります。
例題:動詞らしい形へ番号を付ける
Learning to use a dictionary helps you understand difficult texts.
- Learning:動名詞句の始まり。
- to use:Learningの内容に入る不定詞。
- helps:三単現-sを持つ中心動詞。
- understand:help+人+基本形につながる動詞。
骨格はLearning ... helps you ...です。helpsを見つけると、長い主語の終わりが見えます。
よくある間違い
文の先頭にある動詞らしい語を中心動詞と決めないでください。動名詞句が長い主語になる場合があります。
toの後ろの基本形を時制を持つ動詞と数えないでください。不定詞は中心動詞へ従属します。
訳しやすい動詞を中心に選ばないでください。時制、三単現、助動詞との関係という文法上の証拠を使います。
自分で確かめよう
確認1:Reading books before bed helps me relax.の中心動詞は何ですか。
helpsです。Reading books before bed全体が主語の動名詞句です。確認2:Mika wants to learn French.の中心動詞と不定詞を答えてください。
中心動詞はwants、不定詞はto learn Frenchです。確認3:To get enough sleep is important for students.の中心動詞は何ですか。
isです。To get enough sleepは主語となる不定詞句です。まとめと次の一歩
長い文では、to doやdoingを動詞らしい形として見つけた後、時制・主語との一致を持つ中心動詞を区別します。中心動詞が分かると、主語と残りの骨格が見えます。
次は、to doやdoingだけで切らず、それぞれが連れている目的語・副詞・前置詞句までを一つの範囲として囲みます。
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