前置詞と文脈から動名詞を選び誤文を直そう
このレッスンの役割と目標
ここまで、前置詞の後ろが名詞の席になる原理を、時間、方法、不実行、定型表現、二つのtoへ広げました。今回は、それらを空所補充・整序・誤文訂正で選び分けます。
目標は、空所の直前だけでなく前置詞を含むかたまりと文脈を確認し、動名詞を選んだ理由まで説明できることです。次はセクション全体の到達診断です。
おすすめの学び方
問題ごとに「前置詞」「意味」「後ろの席」の三つを書きます。toがある場合だけは、さらに左側へ戻り、前置詞toか不定詞toかを確かめます。
三つの確認とtoの分岐
空所補充は前置詞を根拠にする
You can improve your writing by ( keep ) a diary.
byは方法を表す前置詞です。その後ろは名詞の席なのでkeepingにします。
You can improve your writing by keeping a diary.
整序問題は表現をかたまりにする
[ interested / is / learning / in / Riku / science ].
is interested inを一つの表現にする。- inの後ろに
learning scienceを置く。 - 主語Rikuを先頭へ置く。
Riku is interested in learning science.
例題:toの誤りを直す
誤文A:We look forward to visit Kyoto.
look forward toのtoは前置詞なので、visitingです。
We look forward to visiting Kyoto.
誤文B:We plan to visiting Kyoto.
plan toのtoは不定詞の印なので、基本形visitです。
We plan to visit Kyoto.
同じtoでも、左側のかたまりにより直し方が変わります。
文脈から前置詞を選ぶ
Mina left home ( by / without ) eating breakfast.
朝食を食べずに出たならwithoutです。方法として「朝食を食べることによって出た」では意味が合いません。
Mina left home without eating breakfast.
文法的な形だけでなく、byは方法、withoutは不実行という意味まで確認します。
よくある間違い
空所の日本語訳だけで-ingを選ばないでください。前置詞という構造上の根拠が必要です。
toの右だけを見ないでください。look forward to、plan toなど左側のかたまりへ戻ります。
整序問題で前置詞と動名詞句を離さないでください。in learning science、by practicing every dayを先にまとめます。
自分で確かめよう
確認1:He went out without take an umbrella.を直してください。
He went out without taking an umbrella.です。withoutの後ろは名詞の席なので動名詞にします。確認2:I am good playing the guitar.を直してください。
I am good at playing the guitar.です。be good atの前置詞atを戻し、その後ろに動名詞を置きます。確認3:She decided to joining the team.を直してください。
She decided to join the team.です。decide toのtoは不定詞の印なので基本形joinが続きます。まとめと次の一歩
前置詞+動名詞の問題は、前置詞、文脈上の意味、後ろの名詞の席を順に確認します。toだけは左側の表現へ戻り、前置詞toなら動名詞、不定詞toなら基本形を選びます。
次は時間、方法、不実行、定型表現、二つのtoを混ぜて診断し、どの判断を復習すべきか確定します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。