不定詞・動名詞の選択を入試問題で確かめよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、前の語、出来事の順序、文脈証拠という共通手順を作りました。今回は、その手順を空所補充、整序、誤文訂正、短い英作文へ適用します。
目標は、正しい形だけでなく、その形が文脈で表す意味まで確認し、誤答の最初の原因を説明できることです。次はセクション全体の到達診断です。
おすすめの学び方
問題形式が変わっても、判断手順を変えません。前の語へ印を付け、出来事を短い日本語で二つまで書き、最後に英文全体を読み戻します。
問題形式が変わっても根拠は同じ
空所補充:前の動詞を分類する
The doctor told him to stop ( eat ) too much salt.
stopの後ろの活動をやめるのでeatingです。
The doctor told him to stop eating too much salt.
文中にはto stopもありますが、これはtell+人+to doの不定詞です。次のeatingはstop doingの動名詞です。一文に両方あっても役割を分けます。
語句整序:意味のかたまりを先に作る
[ remember / please / the door / to lock / before leaving ].
remember to lockを「忘れずに鍵をかける」とまとめる。before leavingを「出発する前に」とまとめる。- 命令文のPleaseを先頭へ置く。
Please remember to lock the door before leaving.
例題:誤文の最初の原因を見つける
誤文:I stopped to use my phone during class because it was against the rule.
規則違反なので、授業中に携帯電話を使う活動そのものをやめた文脈です。to useでは「使うために立ち止まった」となります。
I stopped using my phone during class because it was against the rule.
つづりではなく、stopの後ろの形が文脈と合っていない意味の誤りです。
短い英作文:伝えたい出来事を先に決める
「このアプリが動かないなら、再起動してみてください。」
再起動は問題解決の方法として試すのでtry doingです。
If this app doesn't work, try restarting it.
「私はアプリを再起動しようとしたが、画面が固まった」なら、目標行動への試みなのでtried to restartです。
正しい形でも意味が違えば見直す
I remember to visit the museum last year.は、形としてremember to doを作っていますが、last yearの実行済み経験を覚えている意図なら不自然です。
I remember visiting the museum last year.
文法の形だけでなく、出来事の順序と伝えたい意味まで確認します。
よくある間違い
一文にtoと-ingが複数あるだけで、すべて同じ規則を当てないでください。それぞれの直前の語と役割を確認します。
整序問題を一語ずつ日本語順へ置かないでください。remember to lock、before leavingなどを先にかたまりにします。
形が文法的に作れても、文脈と違う意味なら正解ではありません。最後に日本語の意図へ戻して確認します。
自分で確かめよう
確認1:I tried ( call ) him, but his phone was off.を完成してください。
to callが自然です。電話をかけようとした目標行動ですが、電話が切れていて成功しなかった文脈です。確認2:[ stopped / we / to rest / under a tree ]を並べ替えてください。
We stopped to rest under a tree.です。休む目的で、それまでの移動を止めました。確認3:I forgot meeting her, so I didn't go to the appointment.を意図に合うよう直してください。
I forgot to meet her, so I didn't go to the appointment.などです。会う予定を忘れ、実行しなかったのでto meetです。まとめと次の一歩
空所補充、整序、誤文訂正、英作文でも、前の語の分類、出来事の順序、文脈証拠という根拠は同じです。正しい形を作った後、英文全体が意図した意味になるか読み戻します。
次は固定選択、両方可能、try、stop、remember・forget、入試形式を混ぜ、どこまで定着したかを診断します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。