動詞を文の中心と部品に分ける全体図を作ろう
このレッスンの役割と目標
前のコースでは、文の中心にある動詞を使って否定文や疑問文を作りました。このコースでは、動詞をto+基本形や動詞ingへ変え、名詞のような部品や説明の部品として文へ組み込みます。
目標は、時制を持って文を支える「中心」と、時制を持たず別の役割をする「部品」を区別する全体像を持つことです。次のレッスンでは、実際の文から時制を担う述語動詞を見つけます。
おすすめの学び方
動詞らしい語をすべて同じ色で囲まず、中心を赤、部品を青で分けます。まず中心を一つ見つけてから、残りの形を調べてください。
動詞には二つの働き方がある
中心は文を成立させる
I want to read this book.
中心はwantです。主語Iに対応し、過去ならwantedへ変わります。
I wanted to read this book.
to readは時制に合わせてto readedとはなりません。中心のwantedが過去を表します。
部品は動作を文へ組み込む
To read books is fun.
To read books全体が「本を読むこと」という名詞のような部品です。
I enjoy reading books.
reading books全体も「本を読むこと」という部品です。形は動詞由来でも、ここでは文の中心ではありません。
例題:中心と部品を分ける
Aya likes to play tennis.を見ます。
- 主語Ayaに合わせて三単現のsが付いているlikesが中心です。
to play tennisは「テニスをすること」という部品です。- 過去にするなら
Aya liked to play tennis.と中心だけを変えます。
よくある間違い
一文に動詞らしい語が二つあるから誤文だとは限りません。片方がto+基本形や動名詞として部品になれば、一つの文へ組み込めます。
Aya likes to plays tennis.は誤りです。toの後ろは主語に関係なく基本形playです。
自分で確かめよう
確認1:Ken wants to study English.の中心はどれですか。
wantsです。to study Englishは動詞から作った部品です。確認2:Swimming is fun.で文の中心はどれですか。
isです。Swimmingは「泳ぐこと」という主語の部品です。確認3:I enjoyed playing soccer.を過去にしている語はどれですか。
enjoyedです。playingは過去形ではなく動名詞です。まとめと次の一歩
文の中心の動詞は主語と時制に対応し、否定・疑問を作ります。to+基本形や動詞ingは、動作を名詞や説明の部品として文へ組み込みます。
次は、形の手がかりを使って、時制を持つ述語動詞を一つ見つけます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。