長い動名詞句を主語・補語・目的語として読もう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、長いto不定詞句を三用法へ分類しました。今回は、長い動名詞句を一つの名詞のかたまりとして保ち、主語・補語・目的語のどの席にあるかを判定します。
目標は、動名詞句の内部に複数名詞があっても、句全体の文中での役割を見失わないことです。次は一文に複数あるto・-ingを一つずつ分析します。
おすすめの学び方
中心動詞を見つけ、動名詞句全体を一度itへ置き換えます。itが主語、be動詞の後ろ、一般動詞の目的語のどこに入るかで判定しましょう。
長くても名詞の一席だけを占める
主語の動名詞句
[Learning new words by using them in conversation] requires practice.
中心動詞はrequiresです。その前全体が「会話で使って新しい語を学ぶこと」という主語です。
内部のwordsやconversationを文の主語と取り違えないでください。句全体をItへ置き換えるとIt requires practice.になります。
補語の動名詞句
Her goal this month is [reading three English books].
動名詞句がgoalの具体的な内容を説明します。Her goal this month = reading three English booksという関係です。
be動詞+ingをすべて進行形と決めず、主語とのイコール関係を確認します。
目的語の動名詞句
The students enjoyed [making a video about their town].
中心動詞enjoyedに「何を楽しんだか」と聞くと、動名詞句全体が答えです。
She is interested in [learning how to use the tool safely].
inという前置詞の後ろの目的語にも動名詞句が入ります。内部にはhow to useという不定詞表現がありますが、外側全体はlearningから始まる動名詞句です。
例題:内側の複数名詞に惑わされない
Reading stories about people from different countries helps us understand the world.
- 三単現-sを持つ中心動詞はhelps。
- helpsの前全体が主語。
- stories、people、countriesは動名詞句の内部。
- 主語全体をItに置き換えられる。
[Reading stories about people from different countries] helps us understand the world.
よくある間違い
動名詞句の中で中心動詞に最も近い複数名詞を主語としないでください。句全体が一つの活動なら単数扱いです。
be動詞の後ろに-ingがあるだけで進行形と決めないでください。主語の内容を説明する補語の場合があります。
前置詞の後ろの動名詞句で、前置詞を句の外へ落とさないでください。interested in [learning ...]という接続を保ちます。
自分で確かめよう
確認1:Playing games with friends online takes time.の主語はどこまでですか。
[Playing games with friends online]までが主語の動名詞句です。確認2:My job is teaching children how to read.のteaching句は何の席ですか。
My jobの内容を説明する補語です。[teaching children how to read]全体が補語です。確認3:We practice speaking English in class.の動名詞句は何の席ですか。
[speaking English in class]がpracticeの目的語です。まとめと次の一歩
長い動名詞句は、内部に目的語や前置詞句、不定詞を含んでも、外側では一つの名詞として主語・補語・目的語の席に入ります。中心動詞とitへの置き換えで役割を判定します。
次は一文に複数のto・-ingが現れる場合に、同じ役割を一括で当てず、一つずつ直前の語・範囲・役割を分析します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。