tell・ask・want+人+toで人の行動を表そう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、need toとwould like toを使って、自分や主語の必要・希望を表しました。今回は、行動する人が主語とは別の場合に、tell・ask・wantの後ろへ「人+to+基本形」を置く語順を学びます。
目標は、「だれが伝えるか」「だれが行動するか」「何をするか」の三役を見分け、語句整序や英作文で正しく並べられることです。次はnot toと中心動詞の否定を区別します。
おすすめの学び方
日本語の語順から一気に英訳せず、登場人物へ役割ラベルを付けます。特にtoの直前に「実際に行動する人」がいることを指で確認してください。
文には二人の行動者がいる
tell+人+toは指示や伝達
The teacher told us to open our books.
先生が伝える側、usが本を開く側です。tellの後ろには、まず伝える相手を置きます。
ask+人+toは依頼
I asked my brother to carry the box.
私が依頼し、兄弟が箱を運びます。ask to carryのように人を省くと、だれに頼んだのかを表せません。
want+人+toは人への希望
I want you to listen carefully.
「私はあなたに注意深く聞いてほしい」という意味です。
I want to listen carefully.
こちらは「私は注意深く聞きたい」です。wantの直後に人があるかどうかで、to以下をする人が変わります。
代名詞は目的格にする
tell・ask・wantの後ろの人には、Iではなくme、heではなくhim、sheではなくher、weではなくus、theyではなくthemを使います。
| 主格 | I | he | she | we | they |
|---|---|---|---|---|---|
| 人の位置 | me | him | her | us | them |
She asked him to wait.
himが待つ人です。
例題:三役に分けて並べる
「父は私に早く寝るように言いました」
- 伝える人:my father
- 中心動詞:told
- 行動する人:me
- 行動:to go to bed early
My father told me to go to bed early.
日本語の「私に」を見つけたら、toldとtoの間へ置きます。
語句整序の手順
to / asked / the teacher / speak / me / slowly
まずaskedを中心動詞にし、その前の主語the teacherを見つけます。次に依頼された人meをaskedの直後へ置き、最後にto speak slowlyを続けます。
The teacher asked me to speak slowly.
よくある間違い
My mother told to me clean the room.ではありません。told me to cleanの順です。
I want he to come.ではなく、I want him to come.です。人の位置では目的格を使います。
I asked Ken help me.ではなく、I asked Ken to help me.です。人の後ろにtoが必要です。
自分で確かめよう
確認1:I want to study.とI want you to study.では、勉強する人はどう違いますか。
前者は主語のI、後者はwantの後ろのyouが勉強します。確認2:「先生は彼に静かにするように言いました」を英語にしてください。
The teacher told him to be quiet.です。heではなくhimを使います。確認3:She asked to me open the door.を直してください。
She asked me to open the door.です。「中心動詞+人+to+基本形」の順です。確認4:want / I / to / my sister / help / meを並べ替えてください。
I want my sister to help me.です。my sisterがhelpする人です。まとめと次の一歩
tell・ask・wantの後ろへ「人+to+基本形」を置くと、主語とは別の人がする行動を表せます。tellは指示・伝達、askは依頼、wantは希望です。人が代名詞なら目的格を使います。
次は、not to+基本形とdo not+中心動詞を比べ、どの部分を否定しているかを読み分けます。
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