出来事の順序と文脈証拠から形を選ぼう
このレッスンの役割と目標
ここまで、固定される動詞、両方可能な動詞、try、stop、remember・forgetを個別に学びました。今回は、それらを初めて見る文脈で選ぶ共通手順へまとめます。
目標は、前の語の分類、出来事の数と順序、目的・方法・経験などの文脈証拠を順に確認できることです。次は同じ手順を高校入試形式へ使います。
おすすめの学び方
空所をすぐ埋めず、判断メモを三行書きます。「前の語」「出来事の順序」「意味の確認」です。答えが合っても、根拠が言えなければ別の文で再確認します。
三段階の判断手順
固定される動詞なら組み合わせを優先する
Mika decided ( join ) the science club.
decideはto不定詞を取る固定グループです。
Mika decided to join the science club.
未来らしいからではなく、decide to doという組み合わせが直接の根拠です。
意味が変わる動詞なら出来事を置く
It was cold, so I stopped ( put ) on my jacket.
このままでは意味が不自然です。寒かったので、歩くなどを止め、上着を着る目的へ移ったと読むならto putです。
It was cold, so I stopped to put on my jacket.
上着を着る活動そのものをやめた、と述べる文脈ならputtingになります。
例題:butと結果を証拠にする
I tried ( open ) the jar, but the lid was too tight.
- tryは形で意味が変わる。
- 目標行動はふたを開けること。
- but以下が、実行しようとしたが難しかったことを示す。
I tried to open the jar, but the lid was too tight.
もしTry putting the lid under warm water.なら、お湯に当てることを解決方法として試すためputtingです。
時を表す語も証拠になる
Please remember ( submit ) the form tomorrow.
tomorrowは行動がこれからである証拠です。
Please remember to submit the form tomorrow.
I remember submitting the form yesterday.なら、yesterdayに実行した経験を覚えているためsubmittingです。
よくある間違い
to doかdoingの形だけを見比べ、日本語が自然な方を選ばないでください。前の動詞が固定なら、その組み合わせが優先です。
tryやstopで、出来事を一つだけ置かないでください。方法や目的の場合、見えない最初の行動もあります。
tomorrowやyesterdayだけで機械的に決めないでください。時を表す語は文脈証拠であり、前の語との組み合わせと一緒に確認します。
自分で確かめよう
確認1:She avoided ( make ) the same mistake.の形と根拠を答えてください。
makingです。avoidは動名詞を取る固定グループです。確認2:The room was hot, so I tried ( open ) the window.は二通りあり得ますか。
文脈次第です。開けようと試みたならto open、解決方法として開けてみたならopeningです。追加情報で確定します。確認3:I remember ( visit ) this museum five years ago.を完成してください。
visitingです。five years agoに実行済みの訪問を覚えているため、remember doingを使います。まとめと次の一歩
選び分けは、前の語を分類し、出来事の数と順序を置き、目的・方法・経験などの文脈証拠で確認します。固定グループでは語の組み合わせ、意味変化グループでは時間線が中心の根拠です。
次はこの手順を、空所補充、整序、誤文訂正、短い英作文という高校入試形式へ適用します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。