It is ... to ...で長い主語を後ろへ送ろう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、be動詞を等号として主語と補語を結びました。今回は、文頭に置くと長くなりやすいto不定詞の主語を後ろへ送り、先頭を形式主語Itで受ける形を学びます。
目標は、To learn English is useful.とIt is useful to learn English.が同じ内容を表すと理解し、語順を相互に書き換えられることです。次は、主語・目的語・補語の三席を入試文で選び分けます。
おすすめの学び方
Itを「それ」と訳す前に、文末のto不定詞へ矢印を引きます。Itは席を先に埋める目印で、本当の内容は後ろにあると確認してください。
長い主語を後ろへ移す
なぜItを使うのか
英語は、短い主語を先に置くと読みやすくなります。長いto不定詞を後ろへ送り、空いた主語の席へItを置きます。
To get up early is difficult.
It is difficult to get up early.
どちらも「早起きすることは難しい」という意味です。
書き換えの三段階
To read this book is easy.を書き換えます。
- 主語
To read this bookを後ろへ送る。 - 空いた主語の席へItを置く。
is easyの後ろへto不定詞を続ける。
It is easy to read this book.
Itは「それ」ではない
It is important to help others.
このItは、前に出た特定の物を指す「それ」ではありません。本当の主語の内容はto help othersです。
意味を取るときは、後ろから「人を助けることは重要です」と読みます。
形容詞が判断を示す
| 形容詞 | 文 | 意味 |
|---|---|---|
| easy | It is easy to use this app. | このアプリを使うのは簡単 |
| difficult | It is difficult to answer the question. | その質問に答えるのは難しい |
| important | It is important to keep promises. | 約束を守るのは大切 |
| fun | It is fun to learn new things. | 新しいことを学ぶのは楽しい |
例題:元の主語へ戻して確認する
It is useful to review your notes every day.
Itの内容はto review your notes every dayです。文頭へ戻すと次の形です。
To review your notes every day is useful.
「毎日ノートを復習することは役立つ」と意味が保たれています。
よくある間違い
It useful to study.では中心のbe動詞isが抜けています。It is useful to study.とします。
It is useful study English.ではtoが抜けています。本当の内容をto不定詞にするためto study Englishが必要です。
自分で確かめよう
確認1:To speak English is fun.をItで始めてください。
It is fun to speak English.です。確認2:It is important to follow the rules.の本当の内容はどこですか。
to follow the rulesです。「規則に従うこと」が重要です。確認3:It difficult to solve this problem.を直してください。
It is difficult to solve this problem.です。まとめと次の一歩
It is 形容詞 to+基本形では、Itが主語の席を先に受け、本当の内容をto不定詞として後ろへ置きます。文頭のto不定詞主語と相互に書き換えて意味を確認できます。
次は、主語・目的語・補語の三席と形式主語を、入試の選択・並べ替え・識別問題で使い分けます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。