LESSON 01

似た表現の使い分け

目的・強さ・肯否・形・時間の誤りを診断しよう

選択ミスを目的、丁寧さ・強さ、肯定否定、後ろの形、時間感覚の五軸へ分類して修正する

目的・強さ・肯否・形・時間の誤りを診断しよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは五手順で表現を一つに選びました。ここでは誤答を「似ていて分からなかった」で終わらせず、どの軸で選択がずれたかを診断します。

目標は、目的、丁寧さ・強さ、肯定・否定、後ろの形、時間感覚の五つに分類し、一つの修正行動を決めることです。

例でつかむ:五つの診断窓

診断 誤答例 修正の焦点
目的 許可に Could you ...? を使う 誰が行動するか
丁寧さ・強さ 店員へ I want ... だけで注文する 場面に合う直接さ
肯定・否定 否定文末に too を置く notの有無
後ろの形 How about play ...? 原形・動名詞・文・名詞
時間感覚 時刻表どおりを in time とする 余裕か予定時刻か

最初のずれを見つけよう

May you open the window?

丁寧に依頼したい意図は分かります。しかし may の丁寧さだけを見て、誰が行動するかを見落としています。相手への依頼なら次です。

Could you open the window?

これは目的の診断です。

I don't play soccer, too.

意味は「私も」ですが、否定文なので either が基本です。

I don't play soccer, either.

これは肯定・否定の診断です。

形と意味の二重ミスを分けよう

I would like playing tennis every Sunday.

後ろの playingwould like の型に合いません。また every Sunday が普段の好みを示すなら、目的自体も like が適切です。

I like playing tennis every Sunday.

最初に場面の目的を直し、その表現に合う後ろの形を選びます。一つの誤答に複数原因がある場合も、順番を付けます。

戻る場所を原因で決めよう

主な原因 戻るレッスン
五つの軸自体が分からない 890
好み・希望・欲求 891
能力・依頼・許可 892
提案の後ろの形 893
肯定・否定と位置 894
becauseの後ろの形 895
時間感覚 896
複数軸を順に使えない 897

よくある間違い

全てを単語の意味不足だと考え、訳を覚え直すことがあります。実際には、目的は分かっていて形だけが崩れた場合もあります。

また、誤った表現を意味の似た語へ交換するだけで、後ろの形を直さないことがあります。選んだ表現の型まで再確認します。

自分で確かめよう

確認1:`because of it was raining` は主にどの誤りですか後ろの形の誤りです。文なら `because it was raining` とします。
確認2:電車が予定時刻どおり着いたのにin timeを選んだ場合、どの誤りですか時間感覚の誤りです。予定時刻との一致なら `on time` です。
確認3:一つの誤答に複数の原因があるときはどうしますか場面の目的など中心的な選択から直し、その後で後ろの形や位置を点検します。

まとめと次の一歩

選択ミスは、目的・丁寧さや強さ・肯定否定・後ろの形・時間感覚へ分けられます。原因に合うレッスンへ戻りましょう。次は初めて見る入試問題で五軸を統合します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。