LESSON 01

気持ち・賛否を伝えるまとまり

反対や迷いを丁寧に伝えよう

I don't think, I'm not sure, I see it differentlyを使い、相手を否定せずに考えの違いを示す

反対や迷いを丁寧に伝えよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、相手の意見に賛成する表現を選びました。しかし、会話では考えが違うこともあります。反対すること自体が失礼なのではなく、相手ではなく「考えの内容」に違いを示すことが大切です。

目標は、確かな反対と、まだ判断できない迷いを分け、短いクッション表現を使って丁寧に返すことです。

例でつかむ:人ではなく考えに向けて言おう

次の二つを比べます。

You are wrong. I don't think that plan will work.

一つ目は相手そのものを「間違っている」と評価します。二つ目は計画がうまくいくかという内容へ、自分の判断を示します。話し合いでは二つ目の方が、次の説明につながります。

自分の状態 使える入口
反対の考えがある I don't think ... I don't think it is safe.
まだ納得できない I'm not sure ... I'm not sure that's the best way.
見方が違う I see it differently. I see it differently. We need more time.
やわらかく切り出す I understand, but ... I understand, but it may cost too much.

I'm not sure. は「知識がなく分からない」だけでなく、相手の提案へやわらかく疑問を示す働きもあります。

否定はI don't thinkの中へ置こう

日本語の「〜ではないと思う」につられて、I think it isn't ... と作ることがあります。意味は通じますが、日常的な意見では否定を前へ出す I don't think it is ... がよく使われます。

I don't think online classes are easy for everyone.

この形なら「私はそうは思わない」と自分の判断として示せます。相手を直接攻撃していません。

丁寧さだけでなく内容も返そう

I'm not sure. だけでは、何が気になるか分からないことがあります。可能なら一つ焦点を加えます。

A: We can finish the project in one day. B: I'm not sure. We have a lot of pictures to edit.

Bは迷いを示し、その原因となる情報を一つ加えています。詳しい理由の組み立ては次のセクションで扱いますが、ここでは「反対の対象を明確にする」ことが目的です。

よくある間違い

I think not. をすべての反対に使うと、不自然または強く響くことがあります。基本は I don't think + 文 です。

また、You are wrong.That's a bad idea. だけで終えると、相手への評価のように聞こえやすくなります。I don't think ...I'm not sure ... を入口にし、自分の見方として伝えます。

自分で確かめよう

確認1:「その方法が一番速いとは思わない」を丁寧に言うならどうなりますか`I don't think that way is the fastest.` と言えます。自分の判断として否定しています。
確認2:まだ判断できず迷っているとき、強い反対のI disagreeは必ず必要ですかいいえ。`I'm not sure.` を使うと、保留や疑問をやわらかく示せます。
確認3:反対の後に何を一つ加えると会話が進みやすいですか気になる点、別の見方、理由、代案のどれか一つです。まず反対の対象を明確にします。

まとめと次の一歩

反対は相手ではなく考えの内容へ向け、I don't think ...I'm not sure ... で自分の見方として伝えます。次は、相手の一部を認めたうえで異なる考えへつなぐ「一部賛成」を学びます。

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