比較級とthanで違いを一つ示そう
このレッスンの役割と目標
前の二つのレッスンでは、例を使って主張を具体化しました。ここからは比較です。二つの対象を並べるだけでなく、同じ物差しでどちらがどう違うかを示します。
目標は、対象A・対象B・比較する軸の三つを決め、比較級 + than で一つの違いを表すことです。
例でつかむ:比較には三つの部品がある
This train is faster than that bus.
| 部品 | この文の内容 |
|---|---|
| 対象A | this train |
| 比較する軸 | speed(速さ) |
| 対象B | that bus |
基本の形は A + be動詞 + 比較級 + than + B です。
短い形容詞には -er を付けることが多く、長い形容詞では more を使うことが多いです。
| 元の形 | 比較級 | 例 |
|---|---|---|
| small | smaller | This bag is smaller than mine. |
| easy | easier | This question is easier than that one. |
| useful | more useful | This map is more useful than the old one. |
| good | better | This plan is better than the first one. |
このレッスンでは、つづり規則の暗記より、比較する三つの部品をそろえることを優先します。
比較軸を一つにしよう
Trains are faster than buses.
速さという一つの軸なので明確です。一方、Trains are faster than buses are cheap. のように、速さと安さを一つの比較へ混ぜることはできません。
二つの特徴を言いたいなら、文を分けます。
Trains are faster than buses, but buses are often cheaper.
最初は速さ、次は費用です。それぞれの比較軸が見えます。
thanの後ろを対応させよう
My school is larger than yours.
yours は your school を表し、学校と学校を比べています。My school is larger than you. では、学校と人を比べることになってしまいます。
入試では、何と何を比べているかを先に囲むと、I / mine、you / yours、this / that one などの選択もしやすくなります。
よくある間違い
more easier のように、-er と more を同時に付ける間違いがあります。基本は easier の一つです。
また、比較級を見つけただけで安心し、比較対象が対応していないことがあります。「AとBは同じ種類のものか」「同じ軸で比べているか」を確かめます。
自分で確かめよう
確認1:比較に必要な三つの部品は何ですか
対象A、対象B、そして速さ・大きさ・費用などの比較軸です。確認2:`This book is more easier than that one.` を直してください
`This book is easier than that one.` とします。`more` と `-er` を重ねません。確認3:`My bag is heavier than you.` の問題は何ですか
かばんと人を比べています。相手のかばんなら `My bag is heavier than yours.` とします。まとめと次の一歩
比較級と than では、二つの対応する対象を一つの軸で比べます。more と -er の重なり、比較対象のずれにも注意します。次は違いだけでなく、共通点と相違点を対にして示します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。