LESSON 01

読む・聞く中でまとまりを見つけよう

接続表現から次のまとまりを予測しよう

but、because、for example、if、firstなどから後続の対比・理由・例・条件・順序を予測して読む

接続表現から次のまとまりを予測しよう

このレッスンの役割と目標

ここまでは、すでに書かれた文を意味のまとまりに分けました。このレッスンでは、接続表現を「後から解釈する単語」ではなく、「次の意味を予告する標識」として使います。

目標は、butbecausefor exampleiffirst などを見たり聞いたりした瞬間に、対比・理由・例・条件・順序のどれが来るか予測することです。

例でつかむ:接続表現は「次の箱のラベル」

表現 次に予測する内容 自分への問い
but / however 前と違う側面・対比 何が逆になる?
because 理由 なぜ?
for example 具体例 何が例になる?
if 条件 どんな場合?
first / next 手順・順序 次の段階は?
so 結果・判断 その結果どうなった?

予測してから読む

Ken wanted to join the game, but ...

but の後ろには、入りたい気持ちと対照的なことが来ると予測できます。

Ken wanted to join the game, but he had to go home.

この予測があると、had to の形を瞬時に思い出せなくても、「参加できない方向の情報」と大枠を保てます。

Many students use this room because ...

because を見たら、その前の事実を説明する理由が来ると予測します。未知語が出ても、そのまとまりの役割は失いません。

聞くときにも使える

リスニングでは文字に戻れないため、予測が特に大切です。For example, が聞こえたら、次のまとまりを「今の説明の具体例」として受け取る準備をします。

音源を追加するときは、接続表現の直後で一度停止し、次の内容を予測してから続きを聞く練習ができます。現時点では、次の文字練習で予測の手順を固めます。

The park is small. However, ...

「小さいのに良い点がある」「以前より狭くなった」など、対比になる候補を一つ作ってから、実際の続きを読みます。候補と一語一句同じでなくても、方向が合っていれば予測は成功です。

一つの段落で関係を追おう

First, wash the vegetables. Next, cut them into small pieces. Then, cook them for five minutes. Finally, add some salt.

FirstNextThenFinally を先に拾うと、未知語があっても「四段階の手順」と分かります。このように、接続表現は一文の中だけでなく、段落全体の地図になります。

長文では接続表現を四角で囲み、横に「対比」「理由」「例」「結果」と短くメモすると、設問が求める関係へ戻りやすくなります。

よくある間違い

接続表現の日本語訳だけを言えて、その後に何が来るかを予測しないことがあります。because = なぜならで終わらず、「今から理由だ」と読み方を変えます。

また、次のまとまりに未知語があると、接続関係まで捨てることがあります。単語の意味が不明でも、その部分が理由か例か対比かは判断できることがあります。

自分で確かめよう

確認1:`but` の後ろに予測するものは何ですか前の内容と対比される、または方向の異なる情報です。
確認2:予測した文と実際の文が一語一句同じでなければ失敗ですかいいえ。対比・理由・例など、意味の方向が合っていれば予測は役立っています。
確認3:`If` が聞こえたら、次のまとまりをどう受け取りますか何かが起こる条件や場合を説明するまとまりとして受け取ります。

まとめと次の一歩

接続表現は、まとまりとまとまりの関係を示し、次に来る内容の種類を予告します。予測は未知語があっても文全体の方向を保つ力になります。次は文字から離れ、強く聞こえる語と短い間から、音のまとまりを見つけます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。