LESSON 01

読む・聞く中でまとまりを見つけよう

定型表現・コロケーションの内部を切らずに読もう

句動詞、前置詞表現、動詞名詞コロケーション、慣用応答を一単位として保ち全体意味を取る

定型表現・コロケーションの内部を切らずに読もう

このレッスンの役割と目標

文の骨格や前置詞は境界の手がかりになります。しかし、前置詞があっても、その前後が一つの定型表現になっていることがあります。

目標は、句動詞、前置詞を含む定型表現、動詞と名詞のコロケーション、慳用的な応答を一単位に保ち、全体の意味を取ることです。

例でつかむ:切ると意味が壊れるまとまり

Please / take care of / this plant / while I am away.

take care of は「世話をする」という一つの意味です。take / care / of と一語ずつ訳すと、文中での役割が見えにくくなります。

種類 まとまり 文中の意味
句動詞 look for 探す
定型表現 be interested in に興味がある
コロケーション make a decision 決定する
慳用応答 That sounds good. それはいいね

まとまりを見抜く三つのテスト

1. 一部だけを訳すと不自然になるか

give upgive だけを「与える」と取ると、Don't give up. の意味に合いません。全体で「あきらめる」です。

2. よく一緒に現れる組み合わせか

do homework は自然な組み合わせです。日本語の「する」だけを手がかりに make homework としないように、動詞と名詞をセットで扱います。

3. 文中で一つの役割を持つか

I am / looking forward to / the school trip.

looking forward to 全体で「楽しみにしている」という述語の中心になります。最後の to は定型表現の一部です。

初見の文での処理

We need to / come up with / a new idea / before Friday.

  1. need to を「必要がある」とまとめる
  2. come up with を「思いつく」とまとめる
  3. a new idea をその対象としてつなぐ
  4. before Friday を期限として受け取る

まとまりを見つけたら、文の上に弧を書く、または同じ色で線を引くと、どこまでが一単位かを目で確認できます。

まとまりカードの作り方

復習では単語だけでなく、前面に take part in + 活動 と書き、裏面に「活動に参加する」と例文 I took part in the speech contest. を書きます。これにより、意味、固定部分、入れ替え部分を同時に覚えられます。

新しい文で見つけたときは、「一つの意味になる」だけでなく、後ろに名詞が来るか、動詞の -ing 形が来るかなど、次に続く型も一緒に記録します。

よくある間違い

前置詞の直前で必ず切ると、be good attake part in の内部が分断されます。前置詞は境界の候補ですが、定型表現の一部ではないかを先に確かめます。

また、知っている単語の意味を無理に足し算することがあります。組み合わせの全体が文中で何をしているかを優先します。

自分で確かめよう

確認1:`look after` はどこで切りますか内部で切らず、「世話をする」という一単位で扱います。
確認2:前置詞の前は常に意味の境界ですかいいえ。句動詞や定型表現の一部なら、内部を切りません。
確認3:`make a mistake` をまとめて覚える利点は何ですか文中で「間違える」と素早く受け取れ、自分が使うときも自然な組み合わせを選べます。

まとめと次の一歩

定型表現やコロケーションは、文中で一つの役割を持つ意味単位です。内部を切らず全体で受け取ります。次は、接続表現から、これから来る意味の種類を予測します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。