誤文訂正で固定部分と入れ替え部分を修正しよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、自然な組合せや固定表現をまとまりとして選びました。誤文訂正では、文のどこかがそのまとまりの型からずれています。
目標は、不自然な組合せ、誤った前置詞、句動詞の分断、接続関係のずれを分類し、最初に壊れた最小のまとまりだけを根拠つきで修正することです。
例でつかむ:間違いの種類を先に決める
| 誤文または判定文 | 種類 | 修正・判定 |
|---|---|---|
I did a mistake. |
動詞と名詞の組合せ | I made a mistake. |
She is interested on science. |
固定した前置詞 | interested in science |
Please look the word up. |
句動詞と目的語 | この文では正しい |
It rained, because we played outside. |
前後の意味関係 | 通常は but などが合う |
誤文の中には、見慣れないだけで正しいものもあります。「不自然に感じる」だけで変えず、まとまりの型と文全体の意味を根拠にします。
固定部分と入れ替え部分
be interested in + 興味の対象 で考えます。be interested in は固定部分です。主語によって am / is / are は変わり、後ろの興味対象も入れ替えられます。
I am interested in music.She is interested in space.They are interested in learning Japanese.
in を on へ変えると固定部分が壊れます。一方、主語が She なのに am となっていれば、まとまり内の入れ替え部分の一致が壊れています。
誤文訂正の四手順
- 文の主語と中心動詞を確かめる
- 固定表現と自然な組合せを弧でまとめる
- 最初に型からずれた語、または前後関係を特定する
- 最小限修正し、文全体の形と意味を再確認する
意味のずれは一語交換で直らないこともある
I was tired because I continued studying until midnight.
この文は「夜中まで勉強を続けたから疲れた」として正しい文です。しかし「疲れていたけれど勉強を続けた」と言いたいなら、I was tired, but I continued studying until midnight. と関係を変えます。
どちらも文法的には正しいため、問題文や日本語の意図が何かを確かめる必要があります。
よくある間違い
誤りと思った一語だけを別の語に交換し、固定表現全体や後ろに続く型を再確認しないことがあります。修正後はまとまり全体を読みます。
また、一か所の誤りなのに文全体を書き換え、何を修正したか分からなくなることがあります。まず最初のずれを特定し、最小限の修正で確かめます。
自分で確かめよう
確認1:`He is good in playing tennis.` の固定表現を修正してください
`be good at + 名詞 / -ing` なので、`He is good at playing tennis.` とします。確認2:見慣れない文は必ず誤文ですか
いいえ。文の骨格、固定表現の型、前後の意味を根拠に正誤を判断します。確認3:修正後に何を確かめますか
修正したまとまり全体の形と、文全体の意味が問題の意図に合うかを確かめます。まとめと次の一歩
誤文訂正では、誤りを組合せ・固定前置詞・句動詞・接続関係に分け、最初に壊れた最小単位を修正します。次は正しいまとまりを部品にして、入試の短い英作文を組み立てます。
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