語のまとまりを入試総合問題で使い切ろう
このレッスンの役割と目標
このコースでは、語をひと固まりで覚え、自然な組合せと固定型を保ち、時・理由・例・比較・対比の関係を作り、読む・聞く・書く・話す中で使いました。最後は、問題ごとに必要な技能を自分で選びます。
目標は、長文、会話文、リスニング、語句選択・並べ替え、英作文、口頭応答の各形式で、使ったまとまりと根拠を説明し、誤った場合は戻る技能まで特定することです。
一度正解しただけでは、完了とはしません。別の文脈でも技能を選べること、読む・聞くだけでなく書く・話すでも使えることを確かめます。
例でつかむ:総合問題の共通手順
- 問題形式と求められる行動を確かめる
- 必要な技能エリアを一つまたは二つ選ぶ
- 文中のまとまり、または自分が使うまとまりを特定する
- 形・組合せ・意味・前後関係の根拠で判断する
- 解答後に、別の選択肢がなぜ違うかまで確かめる
- 誤答なら最初のずれを分類し、短い復習先を決める
総合問題1:語句選択と文脈
Our class decided to ( ) part in the local clean-up event because we wanted to help the community.
選択肢:take / make / do / get
take part in + 活動 は「活動に参加する」という固定表現です。したがって take を選びます。because 以降は、参加を決めた理由です。
この問題では、固定した型と前後関係を使います。日本語の「参加する」から動詞一語を直訳で選ぶ問題ではありません。
総合問題2:会話の流れ
A: I'm thinking about joining the speech contest, but I'm nervous. B: ( ) You practice speaking every day.
選択肢:
- That's too bad.
- I think you should try it.
- I don't know the answer.
- Could you close the door?
Bの二文目は「毎日スピーキングを練習している」と、Aが挑戦できる理由を示しています。したがって、励ましと提案の I think you should try it. が合います。
この問題では、Aの気持ち、Bの応答の役割、後ろの理由とのつながりを使います。
総合問題3:リスニング想定
設問:Why will the students meet in the library instead of the park?
音源追加後は、次のように練習します。
- 聞く前に
Whyから理由を取ると決める - 1回目は
meet,library,parkと、but / because / soなどの関係語を取る - 場所が変更された原因を候補化する
- 2回目は否定、天気、時刻など、理由を決める細部を確かめる
音源がない現時点では、スクリプトに中心語、関係語、弱くなりやすい機能語の印をつけ、音読で準備します。
総合問題4:短い英作文と発話
問い:What is one thing your school can do to help the environment?
書くまたは話す前に、次の部品を作ります。
| 役割 | 部品の例 |
|---|---|
| 中心応答 | Our school can reduce plastic waste. |
| 方法 | For example, students can bring their own bottles. |
| 理由・結果 | This will reduce the number of plastic bottles. |
書く場合はこの三つを接続し、文法・組合せ・語数を確かめます。話す場合は、まず中心応答を返し、一つの具体例を加えます。
コース修了の四つの証拠
| 証拠 | 完了の目安 |
|---|---|
| 選択 | 問題形式から必要な技能を選べる |
| 根拠 | 形・組合せ・意味・関係のどれで判断したか言える |
| 転移 | 初見の表現や別の問題形式でも使える |
| 診断 | 誤答の最初のずれと戻り先を特定できる |
よくある間違い
読解だけ、または語句選択だけで正解し、語のまとまりを完全に習得したと考えることがあります。同じ知識を、受け取る問題と自分で使う問題の両方で確かめます。
また、正解だけを記録し、選択理由や誤選択肢がなぜ違うかを確かめないことがあります。根拠を言えない正解は偶然の可能性があるため、別の問題で再確認します。
自分で確かめよう
確認1:語句選択で `take part in` の `take` を選ぶ根拠は何ですか
`take part in + 活動` が「活動に参加する」という固定したまとまりだからです。確認2:読解問題で一度正解したら、コース修了ですか
いいえ。別の文脈と問題形式でも技能を選べること、根拠を説明できること、書く・話すでも使えることを確かめます。確認3:正解したときも、別の選択肢が違う理由を確かめますか
はい。自分の判断が形・組合せ・意味・関係の根拠に基づくかを確かめ、偶然の正解を見分けます。確認4:`because` の後ろを結果と思った場合、どこへ戻りますか
理由・例・比較を示すまとまり、文をつなぐ表現、または読む・聞く中の接続関係の手順へ戻ります。まとめと次の一歩
語のまとまりを使い切るとは、問題に合う技能を選び、まとまりの形・組合せ・意味・関係を根拠に判断し、初見の場面でも使い、誤ったら戻り先を特定できることです。ここからは、この力を次の英語コースの読解・聴解・文法・表現で繰り返し使います。
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