LESSON 01

入試で使う語のまとまり総合確認

入試で使うまとまりの技能地図を作ろう

14セクションの技能を、意味単位・組合せ・関係・取り出し・受容の5系統に整理し、問題に合う戦略を選ぶ

入試で使うまとまりの技能地図を作ろう

このレッスンの役割と目標

このコースでは、語をひと固まりで覚えることから始め、自然な組合せ、前置詞表現、句動詞、接続表現、会話での取り出し、読解・リスニングでの発見まで進んできました。この最後のセクションでは、新しい表現を大量に増やすのではなく、問題に合う技能を選べるようにします。

目標は、入試問題を見たとき、「単語を思い出す」だけでなく、意味単位・自然な組合せ・前後の関係・表現の取り出し・読み聞きの再構成のどれが必要か判断することです。

例でつかむ:五つの技能エリア

技能エリア できること 主に戻るセクション
意味単位 単語の列を、一つの役割を持つまとまりにする 1・11・14
自然な組合せ 動詞と名詞、形容詞と名詞、前置詞を自然に組み合わせる 2〜5・12
関係と流れ 時・順序・理由・例・比較・対比をつなぐ 6・9・10
会話と発信 質問、応答、気持ち、賛否を場面から取り出す 7・8・13
読み聞き 強い語、境界、文脈からまとまりを見つける 14

問題形式から技能を選ぶ

入試問題から五つの技能エリアを選ぶ地図 中央の入試問題から、意味単位、組合せ、関係、会話発信、読み聞きの五つの箱へ矢印が伸びる。 入試問題 意味単位 自然な組合せ 関係と流れ 会話と発信 読み聞き

具体例

make a mistakedo homework のどちらが自然かを選ぶ問題なら、中心は「自然な組合せ」です。

however の後に入る文を選ぶなら、中心は「関係と流れ」です。

Why don't we ...? に続く応答を選ぶなら、「会話と発信」に加え、応答が後ろの理由につながるから「関係と流れ」も使います。一問で二つ以上の技能が必要なこともあります。

勉強法:セクション名ではなく「できること」で復習する

復習ノートに「句動詞を復習」と書くだけでは、目標が曖昧です。「文の骨格を保ったまま、句動詞の内部を切らず意味を言える」のように、行動で書きます。

さらに、正解したかだけでなく、「どの手がかりを使って選んだか」を一行で記録します。偶然の正解と、根拠を持った正解を区別できます。

よくある間違い

どの問題でも、まず全単語を日本語に訳そうとすることがあります。語句選択なら組合せ、会話文なら発話の役割、長文なら設問が求める情報というように、問題形式で入り口を変えます。

また、前回の間違いが句動詞だったから、次の問題でも句動詞だけを探すことがあります。毎回、その問題が何を測っているかを新しく判断します。

自分で確かめよう

確認1:このセクションの主目的は新しい表現を大量に覚えることですかいいえ。これまで学んだ技能を整理し、問題に合うものを選ぶことです。
確認2:`because` の後のまとまりが何を示すかを判断するのは、どの技能エリアですか「関係と流れ」です。`because` の後ろは理由と予測します。
確認3:復習目標を「前置詞表現」という名称だけで記録してよいですかより効果的なのは、「固定部分を保ち、後ろに続く語の型まで選べる」など、できる行動で記録することです。

まとめと次の一歩

語のまとまりの技能は、意味単位、自然な組合せ、関係と流れ、会話と発信、読み聞きの五つに整理できます。次は長文で、設問に必要なまとまりと接続関係を選び取ります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。