リスニングで中心語からまとまりを再構成しよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、会話の前後から応答の役割を判断しました。リスニングでも会話の流れを使いますが、文字が見えず、一回聞いた音は消えていきます。そのため、最初から全語を書き取ろうとしないことが大切です。
目標は、設問に必要な中心語と接続表現を先に取り、文の型、弱く聞こえる機能語、会話の場面から発話のまとまりを再構成することです。
例でつかむ:聞く前に設問から目標を決める
| 設問 | 特に聞くもの |
|---|---|
| Where will they meet? | 場所を表す中心語と前置詞 |
| Why was the event canceled? | 理由、because、否定・中止に関わる表現 |
| What will the girl do next? | 女子の発話、未来・予定、順序表現 |
| How does the boy feel? | 感情語、声の調子、その理由 |
選択肢がある場合は、違いに丸をつけます。例えば Tuesday / Thursday、library / gym、can / can't のように、正答を変える細部を聞く準備をします。
一回目と二回目の仕事を分ける
一回目:大枠を取る
- 誰と誰の会話か
- どんな場面か
- 設問に関係する中心語は何か
but,because,so,thenなど関係を変える語があったか
二回目:正答を変える細部を確かめる
- 曜日・時刻・数・場所
canとcan't、willとwon't- 比較の
more,less,earlier,later - 誰の発話だったか
スクリプトで再構成を練習する
このレッスンに音源が追加されるまでは、次の文で準備練習をします。
We were going to practice outside, but it started to rain, so we'll use the gym instead.
- 中心語
practice,outside,rain,gymを囲む butで予定と異なる出来事、soでその結果と分けるwere going toは元の予定、willは変更後の行動と整理する- 音読し、強く読む中心語と弱くつなぐ語を変える
音源追加後は、文字を見ずに中心語だけをメモし、その後にスクリプトと比較します。
よくある間違い
一回目から文全体を書き取ろうとし、一語聞こえなかった瞬間に後ろの音も聞き逃すことがあります。一回目は中心語と関係で大枠を取ります。
逆に、中心語だけで正答を決め、can't や after のような小さい語を無視することがあります。二回目は、選択肢の違いを決める細部に目標を絞ります。
自分で確かめよう
確認1:音声を聞く前に設問で確かめるものは何ですか
場所・理由・次の行動・気持ちなど、何の情報を聞き取る必要があるかです。確認2:一回目のリスニングで全語の書き取りを目指しますか
いいえ。まず場面、中心語、接続関係、会話の目的を取ります。確認3:二回目に優先して確かめるものは何ですか
否定、曜日、時刻、数、場所、比較など、選択肢の正誤を変える細部です。まとめと次の一歩
リスニングでは、一回目に中心語と関係からまとまりの大枠を作り、二回目に正答を変える小さな語を確かめます。次は、書かれた語句選択・並べ替え問題で、自然な組合せを選びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。