LESSON 01

入試で使う語のまとまり総合確認

リスニングで中心語からまとまりを再構成しよう

設問に必要な中心語、強弱、機能語、定型応答から発話を再構成する

リスニングで中心語からまとまりを再構成しよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、会話の前後から応答の役割を判断しました。リスニングでも会話の流れを使いますが、文字が見えず、一回聞いた音は消えていきます。そのため、最初から全語を書き取ろうとしないことが大切です。

目標は、設問に必要な中心語と接続表現を先に取り、文の型、弱く聞こえる機能語、会話の場面から発話のまとまりを再構成することです。

例でつかむ:聞く前に設問から目標を決める

設問 特に聞くもの
Where will they meet? 場所を表す中心語と前置詞
Why was the event canceled? 理由、because、否定・中止に関わる表現
What will the girl do next? 女子の発話、未来・予定、順序表現
How does the boy feel? 感情語、声の調子、その理由

選択肢がある場合は、違いに丸をつけます。例えば Tuesday / Thursdaylibrary / gymcan / can't のように、正答を変える細部を聞く準備をします。

一回目と二回目の仕事を分ける

一回目:大枠を取る

  • 誰と誰の会話か
  • どんな場面か
  • 設問に関係する中心語は何か
  • but, because, so, then など関係を変える語があったか

二回目:正答を変える細部を確かめる

  • 曜日・時刻・数・場所
  • cancan'twillwon't
  • 比較の more, less, earlier, later
  • 誰の発話だったか
リスニングの一回目と二回目の役割 一回目は場面、中心語、接続関係を取り、二回目は否定、数、時、場所を確かめる二段階。 1回目:大枠場面・中心語関係・会話の目的 2回目:細部否定・数・時正答を変える小さな語

スクリプトで再構成を練習する

このレッスンに音源が追加されるまでは、次の文で準備練習をします。

We were going to practice outside, but it started to rain, so we'll use the gym instead.

  1. 中心語 practice, outside, rain, gym を囲む
  2. but で予定と異なる出来事、so でその結果と分ける
  3. were going to は元の予定、will は変更後の行動と整理する
  4. 音読し、強く読む中心語と弱くつなぐ語を変える

音源追加後は、文字を見ずに中心語だけをメモし、その後にスクリプトと比較します。

よくある間違い

一回目から文全体を書き取ろうとし、一語聞こえなかった瞬間に後ろの音も聞き逃すことがあります。一回目は中心語と関係で大枠を取ります。

逆に、中心語だけで正答を決め、can'tafter のような小さい語を無視することがあります。二回目は、選択肢の違いを決める細部に目標を絞ります。

自分で確かめよう

確認1:音声を聞く前に設問で確かめるものは何ですか場所・理由・次の行動・気持ちなど、何の情報を聞き取る必要があるかです。
確認2:一回目のリスニングで全語の書き取りを目指しますかいいえ。まず場面、中心語、接続関係、会話の目的を取ります。
確認3:二回目に優先して確かめるものは何ですか否定、曜日、時刻、数、場所、比較など、選択肢の正誤を変える細部です。

まとめと次の一歩

リスニングでは、一回目に中心語と関係からまとまりの大枠を作り、二回目に正答を変える小さな語を確かめます。次は、書かれた語句選択・並べ替え問題で、自然な組合せを選びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。