まとまりの誤りを四つの観点で直そう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、まとまりを自分の文へ使いました。今回は、間違いを「英語が苦手」で終わらせず、直す場所を特定します。
目標は、語のまとまりの誤りを「抜け・語順・場面・語形」の四つへ分類し、適切な戻り先を選べることです。
四つの診断箱
| 種類 | 誤りの例 | 戻って確認すること |
|---|---|---|
| 抜け | I am interested science. |
固定部分に必要な小さな語 |
| 語順 | I school after play tennis. |
まとまりの内部と文中の位置 |
| 場面 | 試合を観戦するのに look at a game |
まとまりを使う場面 |
| 語形 | He take care of his dog. |
主語・時に合わせた形 |
同じ不正解でも直し方が違います。in が抜けた生徒に単語の日本語訳を覚え直させても、原因は解消しません。
例題:最初の誤りを探そう
文 My sister is good tennis and play it every day. を診断します。
- 「テニスが得意」に使うまとまりは
be good at tennis。 atが抜けているので、最初の誤りは「抜け」。- 後半は主語が
My sisterなので、playはplays。これは「語形」。 - 修正文は
My sister is good at tennis and plays it every day.。
一文に複数の誤りがあっても、最初から一つずつ分類します。何を直したか説明すると、次回の対策が見えます。
よくある間違い
意味がおおよそ通じれば、まとまりの形も正しいと考えることがあります。しかし、入試の英作文や並べ替えでは、小さな語や語順も採点されます。
反対に、一度の誤りだけで「語彙力がない」と決めるのも危険です。同じ種類の問題を別の場面で二、三回確かめ、傾向を見ます。
自分で確かめよう
確認1:`We are looking forward the trip.` はどの種類ですか
固定部分 `look forward to ...` の `to` が抜けているので「抜け」です。確認2:`He is interesting in science.` はどの種類ですか
人の状態を表す形は `interested` なので、ここでは主に「語形」の誤りです。確認3:一問間違えたら、すぐ弱点を断定してよいですか
いいえ。原因を仮に分類し、別の例でも同じ誤りが起こるか確認してから戻り先を決めます。まとめと次の一歩
誤りを抜け・語順・場面・語形へ分けると、必要な練習へ戻れます。次は、初めて見るまとまりを自分で学び、使い、診断する全手順を通します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。