似た表現を入試問題で使い分けよう
このレッスンの役割と目標
このセクションでは、似た表現を目的・丁寧さや強さ・肯定否定・後ろの形・時間感覚から選びました。最後は、会話文・語句選択・並べ替え・短い英作文で統合します。
目標は、初めて見る場面でも五つの軸から必要なものを選び、正解の理由と誤答の原因を説明できることです。
例でつかむ:入試で使う六手順
- 誰が誰へ何をしようとしているか読む
- 場面の目的を一語で言う
- 丁寧さ・強さ・肯定否定・時間感覚を確認する
- 空所前後の形を確認する
- 表現を入れ、相手の応答や段落の続きを読む
- 他の候補がなぜ違うか一軸で説明する
会話文選択
A: (Can I / Could you) borrow your dictionary? B: Sure. Here you are.
辞書を借りる行動をするのはAです。自分への許可を尋ねるので Can I が合います。Bの手渡し応答もこの判断を支えます。
A: What would you like to drink? B: (I like / I'd like) some orange juice, please.
今の注文という丁寧な希望なので I'd like です。普段の好みを述べる I like ではありません。
語句選択は後ろの形を使う
We stayed home (because / because of) the heavy snow.
後ろが名詞なので because of です。
How about (visit / visiting) the museum?
about の後ろなので動名詞 visiting です。
並べ替えは型を先に作る
語句:would / to / I / join / like / the club
would like to + 動詞 を先に作ります。
I would like to join the club.
語句:because / canceled / rain / of / was / the game / the
because of + 名詞 と受け身の文を作ります。
The game was canceled because of the rain.
短い英作文は場面へ戻して確認する
問題:友達へ放課後に一緒に勉強する提案をし、相手が賛成する二往復の会話を書きなさい。
A: How about studying in the library after school? B: Sounds good. Let's meet there at four.
How about + 動名詞 と、提案への自然な応答がそろっています。
弱点から戻る地図
| つまずき | 戻るレッスン |
|---|---|
| 違いを決める軸が分からない | 890 |
| like系の目的・型 | 891 |
| can系の主語・目的 | 892 |
| 提案表現の後続形 | 893 |
| too/either/also | 894 |
| because/because of | 895 |
| in time/on time | 896 |
| 複数候補から選び切れない | 897 |
| 誤りを分類できない | 898 |
よくある間違い
日本語訳が合う最初の候補を選び、後ろの形や相手の応答を見ないことがあります。似た表現ほど、意味と形の両方を使います。
また、練習と同じ順番で答えられても、初めての場面で軸を選べなければ定着途中です。問題の形式と話題を変えて六手順を再現します。
自分で確かめよう
確認1:似た表現を選ぶ最初の判断は何ですか
場面で誰が誰へ何をしようとしているかを読み、目的を決めます。確認2:正解を選んだ後に他の候補も見る理由は何ですか
違いを決めた軸を説明できれば、別の場面でも選択を再現できるからです。確認3:`I don't like it, too.` の修正は何ですか
`I don't like it, either.` とします。否定文末の追加です。確認4:`We arrived at nine exactly as scheduled.` はin timeとon timeのどちらですか
`on time` です。予定時刻との一致が焦点です。まとめと次の一歩
似た表現は、場面の目的を起点に、丁寧さ・肯否・後ろの形・時間感覚を確認すれば使い分けられます。次のセクションでは、正しく選べるまとまりを、考えすぎず素早く話せる状態へ変えます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。